日本維新の会の吉村共同代表が、衆院選の結果を受けて代表選を実施すべきとの考えを示しました。大阪では全勝したものの、全国的には議席を減らし、批判の受け皿として機能しなかったと認識しています。
27日の選挙では、大阪19選挙区で全勝したものの、東京では音喜多政調会長が落選するなど全国的な支持を欠き、比例票も伸び悩んだ結果、公示前より6議席減少し、38議席となりました。
吉村共同代表は、記者団に対し、「自民党の批判の受け皿として大阪では機能したが、大阪以外ではその役割を果たせなかった」と語り、全国的には完敗だったと認識しています。
党内では、今回の選挙結果を受けて、代表選を行い執行部を一新すべきとの声が上がっており、吉村共同代表も「大阪以外では野党で1人負けをしている状況だ」と指摘しました。
党規約に基づき、大型選挙から45日以内に代表選を実施するかどうかを決める必要があり、吉村氏は「代表選挙を実施するのが筋ではないか」と強調しました。
しかし、自身の出馬については「まだ何も決めていません」とし、具体的な意向は示しませんでした。
これにより、維新の会の今後の方向性や体制の変化が注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e85587da72a62a23d146d25cf15ae38b5d512ebe
維新・吉村共同代表が提案した代表選実施に関するコメントでは、党の現状に対するさまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントが、維新が自民党や立憲民主党に対抗する受け皿としての役割を果たせていないと指摘し、特に大阪以外での選挙結果が厳しいものであったことを懸念していました。
維新の選挙戦略が批判に終始し、国民からの信頼を失ったという意見が目立ちました。
また、馬場代表のリーダーシップに対する不満も多く、彼が党の方向性を示すことができていないとの声がありました。
これにより、次の代表には改革を進める能力が求められるとの期待が寄せられていました。
さらに、維新がかつての勢いを取り戻すためには、自己弁護に終始せず、実際の行動で信頼を回復する必要があるとの意見もありました。
全体として、維新の現状に対する危機感が強く、次の選挙に向けた戦略の見直しが求められていたことが伺えました。