「オートモーティブワールド2025」でAIやプロジェクターを活用した新しい車内エンタメが提案され、ドラレコにChatGPTを組み込むなどの革新が紹介された。
要約すると「オートモーティブワールド2025」が東京ビッグサイトで開催され、自動車関連の最先端技術が展示されている。
特に注目されるのは、AIやSDV(ソフトウェア定義車両)を活用した新しいモビリティの提案であり、車内エンタメの進化が見られた。
日本精機は超短焦点プロジェクターを展示し、車の天井やインパネをスクリーン化することで、映画鑑賞やパーティールームのような新しい楽しみ方を提案している。
このプロジェクターは小型で、狭い空間でも設置が容易で、斜めからの投影でも高品質な映像を実現する。
さらに、JVC KENWOODはドラレコに新たな機能を加え、ChatGPTを活用した道案内やおすすめスポットの提案を行い、よりリラックスしたドライブ環境を提供することを目指している。
また、「クルマトペ」というサービスでは、救急車のサイレン音を認識し、視覚的に表示する機能があり、高齢者の聴覚補助にも寄与することが期待されている。
会場では、ビクターの一体型ウッドコーンシステム「EX-B5」や、audiokineticによる空間オーディオのミドルウェアも展示され、音楽再生だけでなく、エンジン音を生成する機能も備えている。
これにより、EV車の静寂さの中で運転の楽しさを再現することが可能となる。
倉敷化工は、ナノレベルの振動を検知・除去する技術をオーディオに応用した製品も展示し、業界の幅広い技術革新が見られるイベントとなっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/86494354ce9f647634f2cdf2836a7b3cf0dad5e1