森達也が語るメディアと社会の関係性とは

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映画監督の森達也がラジオ番組でメディアと社会について語り、オウム真理教に関するドキュメンタリー制作の背景やメディアの自由についての見解を示した。

要約するとフリーアナウンサーの福田典子がパーソナリティを務めるラジオ番組『スルミ presents トップジャム』の1月16日の放送には、映画監督で作家の森達也がゲストとして登場した。

森は、オウム真理教信者に密着したドキュメンタリー映画『A』の制作経緯や、メディアと社会の関係について自身の考えを語った。

森は1992年にテレビドキュメンタリー番組でデビューし、オウム真理教に関する作品で知られるようになった。

福田が映画『A』を制作した背景を尋ねると、森は当時のメディア状況を振り返り、「オウムの特番が多く、他の企画が通らなかったため、自分の手法で信者たちを撮ることにした」と説明した。

彼は、撮影許可がすぐに下りたことに驚きつつも、これが自然な流れだったと述べた。

石塚つばさからの「中立の立場で描ける理由は?」との質問には、「中立は意識していないが、自分の感覚に正直でありたいと思っている」と答え、結果的に中立に見えると語った。

福田が「現在のメディアはやりづらいのでは?」と問うと、森は「オウム事件以降、メディアが自由に呼吸できなくなった」と述べ、メディアが自縄自縛に陥っている現状を指摘した。

彼は、メディアはもっと抗うべきだと強調し、番組はポッドキャストでも配信されていることを紹介した。

次回のゲストは公認会計士の山田真哉が予定されている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e7476d62287b2cfaf922d1c0404041ca67af2787

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