折りたたみスマホ市場は2024年第3四半期に1%減少。Samsungは56%のシェアを持つも出荷台数は21%減。Xiaomiは185%成長し、出荷シェア6%に達した。
要約すると2024年第3四半期における折りたたみ型スマートフォンのグローバル市場に関するデータが、カウンターポイント・リサーチ・エイチ・ケーによって発表されました。
この調査によると、折りたたみスマホ市場は前年同期比で1%減少し、成長が6四半期連続で続いていた流れが初めてストップしました。
特に、Samsungの新機種「Galaxy Z6」シリーズの期待に反して出荷台数が前年同期比で21%減少したことが影響しているとされています。
Samsungは依然として56%の市場シェアを保持していますが、クラムシェル型の「Galaxy Z Flip 6」は前モデルほどの人気を得られず、中国市場ではシェアがわずか8%にとどまっています。
一方、北米市場ではモトローラのフリップ型端末「razr」が、また西欧市場ではHonorの「Magic V」シリーズが注目を集めています。
さらに、Huaweiは中国市場で「Mate X5」と「Pocket 2」が好調な売上を記録しています。
中でもXiaomiは前年同期比で185%の成長を遂げ、初のクラムシェル型スマートフォン「Mix Flip」を投入したこと、中国国外での事業展開が功を奏したことが要因とされています。
Xiaomiの出荷シェアは6%に上昇し、2021年第1四半期に折りたたみ型スマホ市場に参入して以来の最高値となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3af6d5d9fa3d44da650da7ef40f1226cef9e6477