中居正広氏の引退は女性トラブルが原因で、フジテレビのコンプライアンス問題やCM撤退に波及。出演タレントのギャラ補償問題も浮上し、責任の所在が問われる状況に。
中居氏は、トラブル発覚後に謝罪文を発表し、引退を決意した背景には、テレビ局やスポンサーとの会談がすべて終了したことがあると述べています。
引退後、中居氏が出演した番組が「お蔵入り」になり、出演タレントのギャラの行方が注目されています。
エンターテインメント法律に詳しい中野雄高弁護士は、出演契約に基づくギャラは、収録が完了した時点で発生するものであり、お蔵入りになった場合でも支払いが行われるのが一般的だと説明しています。
しかし、出演者がトラブルの原因となった場合、そのギャラが支払われない可能性もあると指摘しています。
中居氏のケースでは、彼のトラブルが局の責任とも絡んでおり、損害賠償の責任の所在が不明瞭です。
一般的には、メインキャストの不祥事が原因でお蔵入りになった場合、その責任はその出演者にあるが、他の出演者に対する補償は放送局や制作会社が行うことが多いとされています。
フジテレビは、スポンサー撤退による数十億円の損失が見込まれており、中居氏もCM違約金で数億円の負担があるとされ、双方ともに経済的な打撃を受けています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0f4e8d8c44e228700518a843de36f42781a26f34
ネットのコメントでは、中居正広の引退とギャラ補償問題について多くの意見が交わされました。
まず、引退によって全ての問題が解決するわけではないという意見が強調されていました。
中には、引退したからといって責任が免除されるわけではなく、フジテレビや広告スポンサーの責任についても疑問が呈されていました。
特に、過去に放送されなかった番組のギャラについては、タレントが収録を終えた時点での対価が発生するのか、放送されて初めてギャラが発生するのかという点が議論されていました。
これに関連して、東日本大震災の際にお蔵入りとなった番組でタレントが無償で働くことになった事例も引き合いに出されました。
また、中居氏の引退は金銭的な理由が大きいとの意見もあり、違約金が多額であるため、引退を選んだのではないかという見解が示されていました。
中居氏は十分な財産を持っているため、今後の生活に困ることはないという声もありましたが、引退後の補償や責任については慎重な見方が求められていました。
さらに、フジテレビの対応についても多くの批判が寄せられており、同局がトラブルを把握しながらも中居氏を起用し続けたことが問題視されていました。
業界全体の慣習や透明性の欠如が、今回のような問題を引き起こす要因となっているとの意見もありました。
全体として、中居氏の引退をきっかけに、テレビ業界の構造やタレントの立場について改めて考える必要があるという意見が多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
仕事をすれば対価が生じるのは当然なんだけど、テレビに関しては「放送されて」初めてギャラが発生するのが普通と聞いた。
引退すれば全て解決と言ってる人達はいい加減学習して欲しい。
原因は中居正広さんにもあるだろうけど、元々はフジがやらかした結果なんだから広告を流せなくなったスポンサーの返金請求は至極当然。
中居くんが引退したのは色々聞かれたくないからとお金を持っていかれたくなかったからではないかと思います。
全て使えずお蔵入りになった場合、基本的には原因を作った人に対して請求だろう。