韓国のAI企業Superb AIがシリーズCラウンドで約15億円を調達し、2026年のIPOを目指す。顧客には現代自動車やサムスンなど大手企業が名を連ねている。
要約すると韓国のAIスタートアップ、Superb AIが、Yコンビネータを卒業後、韓国最古のコングロマリットである斗山グループのCVC主導でシリーズCラウンドで1020万ドル(約15億5000万円)を調達した。
これにより、同社の累計調達額は約3700万ドル(約56億円)に達し、2026年に韓国市場へのIPOを予定している。
Superb AIは2018年に設立され、企業向けにデータ収集、キュレーション、ラベリング、モデル構築、デプロイなどのエンドツーエンドのAIツールを提供している。
顧客には現代自動車、サムスン電子、LG電子、SKテレコム、カカオ、トヨタ自動車、クアルコムなど100社以上が名を連ねる。
CEOのキム・ヒョンスは、デューク大学のコンピュータサイエンス博士課程を中退し、Superb AIを創業した。
彼は製造業との相乗効果を見込んでおり、工場の非効率な手作業を自動化することを目指している。
斗山インベストメントは、原子力発電所の部品製造や建設機械、水素ドローンなど多様な事業を展開しており、Superb AIのソフトウェアは自動運転車開発やスマートフォン向けAI構築にも寄与する可能性がある。
KTインベストメントは2019年からの出資者で、Superb AIは同社と協力してAIモデル構築を進めている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/03d46b15ba061425a5b3325971fe50dd538856d0