ASUSが新たに発表したエッジAIコンピュータは、NVIDIAのJetson Orinを搭載し、AI性能が大幅に向上。Superモードにより処理能力が強化され、さまざまな接続オプションも用意されています。
これらの新モデルは、NVIDIAのエッジデバイス向けAIボードである「Jetson Orin Nano」または「Jetson Orin NX」を搭載しており、最新のJetPack 6.2 SDKを導入することで、Superモードに対応しています。
このSuperモードにより、AI性能が大幅に向上し、AI TOPS(Tensor Operations Per Second)は最大1.7倍、メモリ帯域幅は最大1.5倍、生成AIモデルの処理性能は最大2倍に強化されることが期待されています。
特に、Jetson Orin NX 16GBモジュールを搭載したモデルでは、最大157TOPSに達することが可能です。
これらのコンピュータは、CPUに6~8基のCortex-A78AEを使用し、ファンレス設計を採用しています。
また、メモリはLPDDR5で最大16GBの容量を持ち、USB 3.2 Gen 1やHDMIなどのポートが搭載されています。
モデルによっては、CANバス、DB25、DIO、GPIO、有線LANなどの接続オプションも異なります。
無線通信はオプションとして提供されています。
これにより、ユーザーはさまざまな用途に応じたカスタマイズが可能となり、生成AIの活用が一層進むことでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ac6752e59d71c9ac61026e33cdbec5108309828c