第97回選抜高校野球大会の選考委員会で、関東・東京から出場校が発表され、山梨学院が神宮大会枠に選出される理由として、近年の優れた成績と接戦を勝ち抜く力が評価されました。
関東大会を制した横浜高校(神奈川1位)と準優勝の健大高崎(群馬1位)、さらに4強の浦和実(埼玉1位)や千葉黎明(千葉1位)が選ばれました。
東京からは二松学舎大付(東京1位)と早実(東京2位)が名を連ねています。
選考委員は、昨秋の神宮大会で横浜が優勝したため、関東地区の基本的な出場校は5校とし、神宮大会枠が関東地区から選出される理由を説明しました。
特に注目されたのは、関東大会ベスト8に入った山梨学院(山梨1位)です。
彼らは近年、関東大会での優れた成績を残しており、初戦では昨夏の甲子園ベスト8チームである東海大相模(神奈川2位)と対戦。
9回に同点に追いつかれるも、延長10回のタイブレークでサヨナラ勝ちを収めるなど、接戦を勝ち抜く粘り強さを示しました。
このような実績が選考理由となり、山梨学院は神宮大会枠に選ばれることとなりました。
同大会の8強に入った東農大二(群馬2位)は補欠校1校目に、つくば秀英(茨城1位)は補欠校2校目として選ばれましたが、佐野日大は補欠校に選出されませんでした。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2cfcb73c0f37566c995a35c92d69eb930c76aa06
山梨学院の選考については、多くのコメントがその理由に疑問を呈していました。
特に、過去の実績が重視されすぎているという意見が目立ち、新チームの評価が不十分であると感じられたようです。
具体的には、山梨学院が一昨年までの成績を引き合いに出される一方で、今年の実力を反映した選考がなされていないと指摘されていました。
コメントの中には、関東大会での実績が群を抜いている東農大二やつくば秀英の方が選ばれるべきだったという意見が多く見られました。
このように、選考基準が曖昧で一貫性がないとの声もあり、地域性が選考に影響を与えているのではないかという懸念も示されていました。
特に、山梨学院が初戦で優勝候補の相模に勝ったことが選考理由として挙げられている一方で、他のチームの実績が無視されているという意見もありました。
全体として、選考基準の透明性や公平性についての不満が多く、過去の成績だけでなく新チームの実力を評価する必要があるという意見が強く感じられました。