日本航空がマニラで新たに客室乗務員基地を設立し、20名の新入社員が入社。多くは他社経験者で、5月から乗務開始予定。コロナ影響で採用が遅れたが、今後も採用を計画。
この新入社員たちは、主に東京−マニラ路線を中心に、フィリピン人や英語圏の利用者が多い路線での乗務が予定されています。
入社した20名は、20代を中心に女性が15名、男性が5名で構成され、応募者は約1000人にのぼりましたが、多くは他社での乗務経験を持つ人々です。
入社式では、マニラ客室乗員室の江島明代室長が「JALフィロソフィ」や安全に対する考え方について説明し、新入社員たちは熱心に受講しました。
新入社員は5月まで訓練を受けた後、実際の乗務を開始する予定です。
JALは、2018年度からマニラ基地の開設準備を進めていましたが、新型コロナウイルスの影響で採用を一時中断していました。
2023年にコロナが「5類」として扱われるようになり、採用活動が再開されました。
マニラに基地を設けた理由は、ホスピタリティの高さや英語の公用語化に加え、外国人客が多いことが挙げられます。
入社式には新入社員の親族も出席し、家族と共に喜びを分かち合いました。
JALは、バンコク、シンガポール、上海、香港、台北、ロンドン、フランクフルトに続き、マニラを海外基地として新たに設立しました。
今後の採用計画については具体化していないものの、2期生、3期生の採用を考えているとのことです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad92363665577f7df4e67f10fecf4c16d40c7ed7
JALがマニラに新基地を設立し、新入社員の採用を行ったことに対するコメントでは、フィリピンの英語力や日本人雇用の増加を期待する意見が多くありました。
特に、フィリピンでは英語が公用語の一つであるため、英語が堪能なスタッフが多く、日本人よりも流暢に話せる人がいるといった声がありました。
ただし、フォーマルなビジネス英語に関しては弱いという指摘も見受けられました。
また、JALのカウンターでの日本的な挨拶に感動したというコメントもあり、異国の地でも日本の文化が感じられることに喜びを示す意見がありました。
さらに、JALが今後欧米線に投入されるのではないかという期待も寄せられましたが、一方で、日本人の雇用が減少するのではないかという不安も表明されていました。
人件費の安さからフィリピンでの採用が進む中、日本人の英語力の不足が問題視されるコメントもありました。
このように、様々な視点からJALの新基地設立について意見が交わされていました。
ネットコメントを一部抜粋
英語を公用語の一つとしている点も大きいという。
異国の地で日本的慣習で迎えてくれたことに感動しました。
英語が上手いのがいいね。
「JALフィロソフィ」や、安全に対する考え方などって酒気帯びで3時間半遅延させてもOKってお話?
日本人に英語を話せる人が少ないからでしょうか?