投資信託は長期保有が重要で、リスク分散の効果を高める。リーマン・ショック後のデータから、長期投資のメリットを解説。
本記事では、リーマン・ショック後の米国株や日本株のデータを基に、長期保有がもたらす効果を具体的に解説します。
投資信託を利用して資産運用を始めたい方に向けて、長期投資のメリットと注意点をわかりやすく説明しています。
投資信託は、特定の銘柄や業界のリスクを分散できるだけでなく、全世界株式に投資することによって、地域のリスクも分散可能です。
特に、長期積立投資を行うことは、時間のリスクを分散させることにつながります。
10年以上の長期積立を行い、積立期間中は売却せずにできる限り長期保有することがポイントです。
長期投資とは、長期にわたって株式や投資信託、その他の資産に投資することを指します。
株価は時間とともに上下しますが、特に気を付けるべきなのは、株価のピークで大量に購入することです。
投資を行う際の問題点は、未来の株価を誰も予測できないことです。
投資信託は株式の集合体であり、時間のリスクは株式と同様です。
全世界株式のインデックス・ファンドを購入して地域リスクを分散しても、時間とともに変動する株価のリスクを軽減することはできません。
そのため、長期保有をすることで時間のリスクを分散し、株価の極端な動きを和らげることが可能になります。
具体的には、米国の「S&P500」と日本の「日経平均株価」のリーマン・ショック直前の最高値から10年間の株価の動きを見てみると、回復の度合いに差はあれど、両者とも10年後には株価が上昇していることが確認できます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0326652ab98db0c6918b7afe1fe8f11189c84409
リーマン・ショックを経て、多くの人々が投資信託の長期保有について意見を述べました。
特に、リーマンショック前に購入したグローバルソブリンや外国債券オープンが未だに基準価格を下回っているという経験が共有され、塩漬け状態で売ることができない状況を嘆く声がありました。
これにより、全ての投資信託が長期保有してプラスになるわけではないとの認識が強まりました。
流行が過ぎた投資信託は見向きもされず、資金が流出してしまう傾向も指摘されていました。
オルカンなどの将来についても不安を抱くコメントがあり、長期的な見通しの難しさが浮き彫りになりました。
さらに、投資信託に長期投資するよりも、安定した株式に分散投資しておく方が良いとの意見もありました。
信託報酬が低い投資信託を選んでも、長期間の間にはそのコストが積もり、無視できない額になることが強調されました。
結果論としての偏向報道を指摘するコメントもあり、S&Pの歴史を引き合いに出し、永遠に続くものはないとの現実的な見方が示されました。
最終的には、自分自身でしっかりと勉強し、信頼できる企業に投資することが重要だという意見もありました。
ネットコメントを一部抜粋
リーマンショック前に買っていたグローバルソブリンや外国債券オープンが未だに当時の基準価格を大きく下回ってるんですが
投資信託は流行や人気もあり、全てが長期保有してプラスになる訳では無いですね
信託報酬が低い投資信託を選んでも、長期間の間には信託報酬が塵も積もれば山となるのでバカにならない
結果論の偏向報道ですよね
私はしっかり勉強して自分のお金を託したいと思える企業に投げ銭(株購入)すべきと思いますね