パナソニックがLUMIXシリーズのカメラに新ファームウェアを提供し、機能が強化されました。飛行機や列車の自動認識AFや、SNS向けの動画形式に対応するなど、撮影機能が向上しています。
このアップデートにより、「DC-S5M2」「DC-S5M2X」「DC-S1」「DC-S1R」、「DC-GH7」「DC-G9M2」などのカメラモデルとSシリーズレンズが、静止画や動画の撮影機能、さらには共有機能が向上します。
特に注目すべきは、自動認識AF機能に新たに追加された飛行機や列車の認識機能です。
この機能は、被写体を高精度で認識し続けることができ、自由なフレーミングでの撮影を可能にします。
飛行機認識では「機体」と「機首優先」、列車認識では「先頭車両」と「主要部優先」の選択ができ、さらには車やバイクの認識にも対応しています。
また、任意のフレームを三つまで同時に表示できる機能も追加され、アスペクト比を維持したままの拡大縮小や表示位置の調整が可能になります。
さらに、クロップズームやハイブリッドズーム機能が追加され、画質を劣化させることなく望遠効果を得ることができるようになります。
動画に関しても、SNS向けの低ビットレートMP4(Lite)形式に対応し、スマートフォンとの接続もスムーズになりました。
Bluetooth接続により、スマートフォンをリモコンとして利用したり、ライブビューを表示しながらの撮影が可能になります。
ライブ配信設定機能も「LUMIX Lab」を通じて利用できるようになり、より多様な撮影スタイルに対応しています。
さらに、レンズに関するExif情報の追加や、AF性能の向上も行われており、ユーザーにとって非常に便利なアップデートとなっています。
ファームウェアは「LUMIX」のサポートページからダウンロード可能です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6ac27212be8d0af6b8ae890cd6b6702d8839355b