ボルクヴァルトP100は、1959〜1961年に生産された希少な大型サルーンで、直線的なデザインと快適な乗り心地が特徴です。リビルドされたエンジンは力強く、安定した走行性能を誇ります。
オーナーズクラブの重鎮であるジョン・ウォリス氏は、手間をかけずにレストアを完了させたと報告されています。
このP100は、1994年に一度目にした際と変わらぬ艶のある塗装を保ち、エンジンはリビルドされて快調に動作しています。
ファイアストーン社製のエアスプリングも新品で入手可能でした。
1961年当時の英国価格は2395ポンドで、販売代理店のメトカーフ&マンディ社が仕入れた20台のうちの1台です。
スタイリングは直線的で、ショルダーラインが低くガラスエリアが広く、ホイールは小ぶりな13インチです。
BMW 2600Lと並ぶと、そのモダンさが際立ちますが、美しさには欠けるかもしれません。
大きく開くドアと余裕のある車内空間、シンプルに整ったダッシュボードが印象的で、スイッチ類にはピクトグラムが使われています。
荷室は広大で、質実剛健なドイツ車らしい仕上がりが期待できます。
直6エンジンのボルクヴァルトP100は、101psの最高出力を持ち、2000rpmから発揮されるトルクは扱いやすいです。
全長4712mm、重量1298kgのボディは、想像以上に力強く走行し、3速で136km/hに達することも可能です。
乗り心地は安定しており、高速域での穏やかさはシトロエンDSに匹敵します。
カーブではエアスプリングの効果が表れ、ボディロールを抑えつつ、リアタイヤの動きも安定しています。
穏やかなアンダーステアがドライバーに信頼感を与える一台です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/75211cca578645ad13b7b756bbdeb3377c90aaee