自民党の石破茂首相は、選挙での大敗にもかかわらず「国政の停滞を避ける」理由で辞任せず、党内の分裂を回避するために続投を決めました。
自民党は最近の選挙で大敗し、256議席のうち65議席を失い、単独過半数も与党過半数も失いました。
この状況にもかかわらず、石破首相は続投を決めた理由は、国政が一時的にでも停滞することを避けるためだと説明しています。
しかし、実際には彼が辞められない理由が他にも存在します。
もし石破氏が辞任すれば、自民党は11月7日の首班指名選挙に向けて新たな総裁を急遽選出しなければならず、時間が不足しています。
通常の総裁選を実施する余裕がないため、議員のみの投票で決定することになり、前回の総裁選で石破氏に惜敗した高市早苗前経済再生相が有力視されています。
しかし、高市氏を支持した議員の多くが落選しており、現執行部は彼女の指名に消極的です。
もし新たに林芳正官房長官や加藤勝信財務相が立候補した場合、高市氏との対立が生じ、党内の分裂を引き起こす恐れがあります。
党の分裂は両派にとって避けるべき事態であり、石破氏が辞任しない理由はここにあります。
また、野党側も自民党との連立には消極的で、連立政権への参加に否定的な姿勢を示しています。
現在の政治状況から、石破首相は当面辞任できない状況にあり、今後の展開が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e923a239998141de8cfaec6e66054bb799a6e987
コメントでは、石破茂首相が辞任しない理由が多様に語られました。
多くの人々は、政治の混乱が日本の再生に繋がると考え、石破氏が自民党を引っ張ることが重要だと感じていました。
また、自民党内の保守、中道、左派の議員が共存する中で、党の再編成が望まれるとの意見もありました。
特に、選挙結果で自公政権が過半数を割ったことが影響しており、石破氏が辞任しなくても同様の結果だったという見解がありました。
さらに、岸田政権への批判が自民党離れを引き起こし、物価高対策が無策だったことが選挙結果に大きく影響したとの指摘もありました。
自民党の中で、維新や国民民主党との連携が模索される中で、石破氏が続投することで政策の実現に向けた努力が期待されているという意見も見受けられました。
国民の声を反映した政治が求められる中、石破氏が今後どのような政治を展開していくのかが注目されていました。
ネットコメントを一部抜粋
自民党は下野すべきだし、本来なら自民党内でも保守、中道、左派の議員がいるから自民党は解党して政界再編することが望まれる。
維新と国民民主党が政策ごとに是々非々で自民党にくっついたり離れたりすることが悪いことであろうか？
自民党が、買収した組織票や岩盤層の支持で思うがままにしてきた時代がようやく終わった。
石破さんは辞めない説なんですが、不思議な点があります。
国会で予算が承認されない事態が常態化するかもしれない。