王将戦第2局が再開され、藤井王将の封じ手「▲5六角」が注目を集めています。対局は慎重な指し手が続き、持ち時間の差も生じています。
要約すると将棋界の注目を集めるALSOK杯第74期王将戦の第2局が、26日午前9時に京都市伏見区の伏見稲荷大社で再開されました。
藤井聡太王将(22歳、7冠)と永瀬拓矢九段(32歳)の対局は、前日の続きからスタート。
藤井は1日目に封じた43手目を、立会人の久保利明九段(49歳)が開封し、その内容は「▲5六角」という攻めの一手でした。
この手は、角の斜めの利きを活かし、相手の飛車を攻める「▲8三歩」や、2筋を攻める「▲2四歩△同歩▲同飛」といった多様な攻撃の狙いを持っています。
対局は先手藤井、後手永瀬という形で進行し、戦型は横歩取りに入っています。
永瀬は研究が深く、駒組みを進める中で藤井も応じていく展開となりました。
昼食休憩時点では、藤井が2時間26分の持ち時間を消費し、永瀬は44分と、持ち時間には大きな差が生じたものの、その後永瀬が慎重に指し手を進めることで持ち時間が逆転。
現在、藤井の消費時間は4時間13分、永瀬は3時間52分となっており、今後も長考が続く見込みです。
将棋ファンからの注目が集まる中、両者の対局はどのように進展していくのでしょうか。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6e2ef9fb5fd0d0535a6c2a003c41acacd5a3fbcd