シニア世代のスマホ利用におけるトラブル相談先は、同居家族が最も多く、72.4%がトラブルを経験。セキュリティ対策も課題。
要約するとスマートフォンを持つシニア世代の増加に伴い、トラブルや困りごとを経験する人も多くなっています。
MMD研究所が実施した「2024年シニアのスマートフォンのセキュリティに関する調査」によると、60歳から79歳のスマホ所有者1,200人のうち、72.4%が何らかのトラブルを経験していることが明らかになりました。
具体的には、スパムメールや詐欺電話などのリスクが高まっている中で、トラブル解決に向けてどのような行動を取っているのかが注目されます。
調査結果によると、トラブルを相談する相手として最も多かったのは「同居している家族」で31.9%を占め、次いで「通信会社のカスタマーサポート」が27.9%、そして「同居していない家族」が21.6%となりました。
信頼できる人に相談する傾向が強い一方で、19.6%のシニアは特に相談せずに自分で解決しようとする姿勢を示しています。
特にスパムや詐欺に関しては、独断で対処することがリスクを伴うため、家族間でのコミュニケーションが重要です。
また、セキュリティ対策に関しては、約60%のシニアが何らかの対策を講じているものの、具体的な行動に移せていない人も多く、24.6%は危機意識があるものの実際の対策が不十分です。
このような状況から、シニア世代が安心してスマホを利用できるよう、家族や周囲のサポートが求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1b8c2f4d91d92f75388e50719f27983f3acf2e2d