シアヌークビルは廃墟化し、特殊詐欺の拠点に。開発の失敗が犯罪者を呼び寄せた現状を報道。
この地域は、中国の「一帯一路」構想に基づく開発計画が進められたものの、コロナ禍やカンボジア政府のオンラインカジノ規制、中国の経済不況により、開発は頓挫し、町は廃墟だらけになってしまいました。
シアヌークビルの住民は、かつての穏やかなビーチリゾートが変貌し、元の姿を取り戻せないことに嘆いています。
特に、日本人の特殊詐欺グループがこの地を拠点として利用したことが報じられ、2023年には19人の詐欺グループが摘発されました。
彼らは、全国の107人から約10億7000万円を騙し取ったとされています。
現地のホテルでは、日本人が集団で宿泊する様子が不気味に感じられ、従業員はその異様な雰囲気に気づいていました。
周囲には、開発途中で放棄された施設が多く、廃墟のような環境は犯罪グループにとって好都合だったのかもしれません。
今後、シアヌークビルだけでなく、カンボジアの首都プノンペンにおける犯罪集団の状況についても報告が予定されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1e41e751c377a1a8ccd39bde8cd54124dfa8a0c4
シアヌークビルの廃墟化と特殊詐欺の実態に関するコメントでは、開発が進む中で治安が悪化し、観光客が減少していることが多くの人から懸念されていました。
もともとほのぼのとしたビーチリゾートだったシアヌークビルが、中国の都市のような近代的な街に変貌した結果、元の姿を好む観光客が徐々に遠ざかってしまったという意見がありました。
さらに、開発が途中でストップしたことが、地域にとってマイナスの影響を与えているとの指摘も見受けられました。
カンボジア全体が政治不安の影響を受け、犯罪者が集まる状況が加速しているとの意見もあり、特に治安の悪化が深刻な問題として取り上げられていました。
中国の開発スタイルについても批判があり、地元住民への恩恵が少なく、技術指導もないまま建物や銅像が建てられるだけの状況が指摘されていました。
また、カンボジアの腐敗問題についても言及され、特に中国が支援国としての立場から取り締まり強化を求めているにもかかわらず、司法の腐敗が進んでいるために効果が上がらないとの意見がありました。
全体として、シアヌークビルの現状は厳しく、観光客や地元住民にとって困難な状況が続いていることが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
知人がアンコールワットを見たくてカンボジアに行った時の事ガイドから団体であっても絶対に夜間は出歩くなバッグは体の前で両手で抱えるホテル部屋でノックされてもドア開けるな、などなど長々と注意されて怖くなって帰りたくなったと言ってた。
元々、シアヌークビルは都会に住むカンボジア人がたまに観光に来る程度の、ほのぼのとしたビーチリゾートだった。
開発は途中でストップ。
マイナスにしかならなかった。
カンボジアは世界的にもトップクラスの腐敗国家であり、犯罪の温床となっています。
地元に恩恵はない。