グーグルがPebble OSのソースコードを公開、スマートウォッチ復活の兆し

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グーグルがスマートウォッチ「Pebble」のOSソースコードを一般公開。ファン向けのサポートとして、標準的な機能が提供されるが、一部コードは削除されている。

要約するとグーグルは1月27日(現地時間)に、スマートウォッチ「Pebble」の動作を支えていたOSのソースコードを一般公開した。

このソースコードは、Pebbleが独自に開発したOSの大部分であり、通知、メディアコントロール、フィットネストラッキング、カスタムアプリやウォッチフェイスのサポートなど、標準的なスマートウォッチ機能を小型のARM Cortex-Mマイクロコントローラーで提供することを目的としている。

PebbleはKickstarterでの成功を受け、約4年間で200万台以上のスマートウォッチを販売し、数千人の開発者コミュニティが1万本以上のアプリやウォッチフェイスを生み出してきた。

2016年にはFitbitがPebbleを買収し、その後Fitbit自体がグーグルに買収されたため、Pebble OSもグーグルに移行した経緯がある。

Pebbleのハードウェアとソフトウェアの公式サポートは8年前に終了していたが、根強いファンが存在し、2016年の事業停止後にはボランティアがPebbleウォッチの機能を維持するために集まっていた。

グーグルはそのボランティアを支援するため、Pebbleを動かすためのソースコードを公開した。

ただし、公開されたコードにはチップセットサポートやBluetoothスタックに関する一部の独自コードが削除されているため、注意が必要だ。

グーグルによると、リリースされたコードにはすべてのビルドシステムファイルが含まれているが、リリースされた通りにコンパイルまたはリンクされないため、新しいファームウェアのアップデートを構築するには多くの作業が必要になると見込まれている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/240fe0beb7b62c20b5d1f28c4fce6ce8e1749f54

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