インターステラテクノロジズがウーブン・バイ・トヨタの隈部肇氏を社外取締役に迎え、宇宙産業の新たな展開を図る。
要約するとインターステラテクノロジズは、2023年1月28日にウーブン・バイ・トヨタの代表取締役CEOである隈部肇氏が社外取締役に就任したことを発表しました。
このスタートアップ企業は、低価格で便利な宇宙インフラの構築を目指しており、北海道大樹町を本社として東京、福島、帯広、室蘭の5拠点で開発を進めています。
これまでに、観測ロケットMOMOを用いて3回の宇宙空間到達を達成し、次世代の小型人工衛星打上げロケットZEROの開発にも取り組んでいます。
また、人工衛星開発事業「Our Stars」も進行中で、国内初のロケットと人工衛星の垂直統合サービスの実現を目指しています。
ウーブン・バイ・トヨタとの資本および業務提携も進められており、約70億円の出資を受けています。
隈部氏の取締役就任により、コーポレートガバナンスの強化とともに、ロケットの生産を低コスト・高品質・量産可能な形に転換する取り組みが加速することが期待されています。
隈部氏は、1986年に日本電装(現デンソー)に入社し、電子プラットフォームや走行安全の分野で多くの経験を積んできました。
自動運転分野でも活躍し、トヨタグループ内での連携を強化してきました。
今後、インターステラテクノロジズは、隈部氏の豊富な経験を活かし、宇宙産業における新たな展開を図ることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/10b8f8717a366ff9746c1ffd2c70152394e89c32