リップル社、DeFi「OUSG」をXRPLで提供開始

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リップル社がXRPL上で機関投資家向けDeFi「オンドファイナンス」のトークン「OUSG」を提供し、米ドル建てステーブルコインでアクセス可能に。トークン化市場の成長を見越し、資本フロー管理に革新をもたらすとしています。

要約すると米リップル社が、分散型金融(DeFi)プロトコル「オンドファイナンス(Ondo Finance)」のトークン「OUSG」を、XRP Ledger(XRPL)上で提供することを発表しました。

この取り組みにより、機関投資家は米ドル建てのステーブルコイン「リップルUSD(RLUSD)」を使用して「OUSG」にアクセスできるようになります。

「オンドファイナンス」は2021年に設立された米国のフィンテック企業で、創業者のネイサン・オールマン氏はゴールドマンサックス出身です。

投資家には著名なファウンダーズファンドやパンテラキャピタル、コインベースが名を連ねています。

「OUSG」は、米ブラックロックの「iシェアーズ米国短期国債ETF」を組み込んだ短期米国債をトークン化したもので、現在はイーサリアムやポリゴン、ソラナのブロックチェーンでも発行されています。

リップル社は、2030年までにトークン化市場が16兆ドルに達すると予測しており、XRPLは機関投資家が従来の金融資産をオンチェーン化するための強力なプラットフォームであると強調しています。

リップルエックスのシニア・バイス・プレジデントであるマルクス・インファンガー氏は、OUSGのようなトークン化された資産が、従来の取引時間や遅い決済からの脱却を促し、資本フロー管理に革新をもたらすと述べています。

また、リップル社は1月29日に暗号資産「XRP」の表記を「エックスアールピー(XRP)」に統一するよう取引所やプラットフォームに要請しました。

リップル社は「XRP」がオープンソースのブロックチェーンネットワークXRPL上で運営される分散型暗号資産であることを強調し、同社が「XRP」の発行者ではないことを明確にしています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/42cf324303cf76ab58c8e9e35013a9f824e4f438

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