K-POP市場の成長鈍化とCD販売減少の現状

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K-POP市場の成長が鈍化し、CD販売が前年から減少。人気グループの活動休止が影響を与え、業界は新たな戦略を模索中。

要約すると最近、K-POP市場において成長の陰りが見え始めている。

韓国関税庁の統計によると、2022年のK-POPのCD輸出額は約4238億ウォン(約458億円)で、前年の4215億ウォンとほぼ横ばいとなった。

特に、日本への輸出は前年比24.7%の減少を記録し、K-POPの輸出額全体の72.8%を占める日本市場の重要性が浮き彫りになった。

しかし、中国市場では限韓令の影響を受けた後、昨年は76.4%の増加を見せたため、全体の減少をある程度緩和した。

さらに、K-POPの「1億枚神話」が崩れ、2023年には9890万枚の販売にとどまり、前年の1億2020万枚から17.7%減少した。

この減少の要因として、BTSBLACKPINKといった人気グループの活動休止が挙げられ、後を担う新たなグループの販売が伸び悩んでいる。

特にSEVENTEENは、2023年には1600万枚を達成したものの、昨年は896万枚に減少した。

また、人気グループの数も減少し、500万枚以上のアルバムを売り上げたグループは皆無となった。

音楽ストリーミングではK-POPの楽曲が増加しているものの、アルバム販売による収益は依然としてストリーミング収益の2倍以上高いため、エンターテインメント会社の営業利益は縮小傾向にある。

このような状況から、K-POP市場は新たな戦略を模索する必要がある。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4358cade39c51078cadcf600e93d9d037146be57

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