温暖化が引き起こすグレートバリアリーフの危機

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オーストラリアのグレートバリアリーフで昨年、40%以上のサンゴが白化しへい死した。温暖化と感染症が原因で、サンゴ礁の保護が急務とされている。

要約するとオーストラリアの「グレートバリアリーフ」が温暖化による熱ストレスと感染症の影響で、昨年40%以上のサンゴが白化し、へい死したことが報告された。

シドニー大学の研究チームは462のサンゴ群落をモニタリングした結果、193個がへい死し、生き残ったサンゴの中でも113個が白化の兆候を示したと発表。

サンゴの白化は、サンゴ虫類と共生藻類の間の関係が崩れることで起こり、環境が悪化するとサンゴ虫類が藻類を追い出し、色や栄養分を失ってしまう。

特に「黒帯」と呼ばれる感染症が広がり、サンゴの死亡率をさらに高めている。

グレートバリアリーフは世界最大のサンゴ礁であり、1500種以上の魚類と400種以上のサンゴが生息する生態系の宝庫であるが、ここ数年で5回の大規模な白化現象が発生している。

研究チームは、2023年と2024年にかけての海洋猛暑が影響していると指摘し、温暖化が続くことで海洋生態系全体が危機にさらされる恐れがあると警告している。

シドニー大学のマリア・バーン教授は、サンゴ礁の保護が急務であると強調し、生物多様性や食糧安全保障、海岸保護において重要な役割を果たすサンゴ礁の保護対策が必要であると述べた。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4c78f88eadc42aab9163ac1b05b0d0289a706eed

ネットのコメント

温暖化が引き起こすグレートバリアリーフの危機に関するコメントには、さまざまな視点がありました。

多くの人々が、先進国首脳がCO2の排出を減らすことに無関心であることに対して失望を表明していました。

特にアメリカやロシア、中国などの大国が、経済成長を優先するあまり、環境問題に真剣に取り組むことは期待できないという意見がありました。

また、永久凍土が溶けることで、過去のウィルスが再び蔓延する可能性を指摘し、温暖化の影響が深刻であることを強調する声もありました。

さらに、個人の意識改革が必要であるとの意見が多く、他人任せでは解決できない問題であると訴えるコメントが目立ちました。

環境問題に対しては、具体的な対策を求める声も多く、特に人口の増加が問題視され、自然環境を守るためには人口を減らす必要があるとの意見もありました。

これらのコメントは、環境問題に対する強い関心と危機感を示しており、今後の行動が求められていることを伝えていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • こういう、発言はCO2を大量に撒き散らす先進国首脳には届かないからなぁ。

  • このままじゃ自分自身の寿命までに人間が生きていられる環境があるかもわからない!
  • 人間は増えすぎた。

    昨年の夏、海から腐っているニオイがしたのが忘れられない。

  • 自然環境を守るには人口を大幅に減らすしかないと思う。

  • もう誰にも止められない、これじゃ生活できないと思う寸前まで行かないと変わらない。

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