京都市の給食調理員減給処分とSNSの反応

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京都市の給食調理員が残り食材でまかないを作っていたとして減給処分に。SNSでは賛否が分かれ、食品ロスの観点からの意見も。

要約すると京都市の教育委員会は、給食の残り食材を使ってまかないを作っていた小学校の給食調理員2人を減給処分にした。

この処分は2025年1月27日に決定され、処分を受けたのは市立砂川小学校で働く60代と50代の女性調理員である。

彼女たちは、「食材を捨てるのがもったいない」との思いから、教職員に提供するためにまかないを作り始めた。

問題が発覚したのは2024年6月で、匿名の通報があったことから教育委員会が調査を行った。

処分を受けた調理員は、給食の食材を先に取り分けた後に、給食以外の用途に使っていたことが不適切だとされ、食材は給食費から購入されているため、本来の目的に反する行為と判断された。

また、私的な食材を持ち込んでまかない料理を作っていたことも問題視され、衛生管理や安全管理の観点から不適切とされた。

SNS上ではこの処分に対する賛否が分かれ、「ルールの厳守は必要だが、ある程度の寛容も必要ではないか」といった意見や、「SDGsの食品ロスを考慮すると、善意の行為として評価すべきだ」といった意見が寄せられている。

実業家のひろゆき氏は、「食べられる食材を捨てるのが善いことで、料理するのが悪いことなのか」と疑問を呈し、俳優の毬谷友子さんもこの処分に対して悲しみを表明した。

教育委員会は、給食の廃棄物についてはリサイクル施設に持ち込み、飼料化する取り組みを行っていると説明している。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f9beccd731949ed2d1e0abc11751bb5674fc6583

ネットのコメント

京都市の給食調理員の減給処分に関するネットのコメントは、賄いや食材の取り扱いに関するさまざまな意見が寄せられました。

多くのコメントでは、調理員が事前に食材を取り分けていたことが不適切であり、給食の目的を考えると横領行為にあたるとの見解が示されました。

特に、給食は子どもたちのためのものであり、残った食材を私的に利用することは許されないという意見が強調されました。

一方で、給食の残り物を廃棄することはもったいないとの意見もあり、フードロスの観点から改善が求められる声もありました。

具体的には、残った食材をどう活用するかについての議論が必要であり、現行のルールを見直すべきとの意見もありました。

調理員たちの善意による行動が、結果的に不適切な形で処分に繋がったことに同情的な意見も見られましたが、ルールは守るべきであるとの意見が支配的でした。

また、賄いを作るための光熱費や人件費が税金から支出されていることを指摘し、給食の調理に専念するべきであるとの意見もありました。

全体として、給食調理員の行為に対する理解を示しつつも、ルールを守ることの重要性が強調されるコメントが多数見受けられました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 残り物をまかないにしてたんじゃなくて、給食を調理する前に調理されるはずの食材をまかないのために取り除いてたわけか。

  • 材料を先に取り分けているって事は賄いを作る事が前提に有る考え方だからそれは違うと思う。

  • 飲食店勤めだったので、これはとても難しい問題だと断言できます。

  • あくまでも食材は給食費で購入しているので、先生にまかないを出す目的で最初に分けていくのはルール違反です。

  • 匿名通報した人は、熊の殺処分に抗議する人と同じで、ルール違反したことしか見ていません。

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