トヨタが『アルファード』と『ヴェルファイア』の43万台以上をリコール。オルタネーターやモールディングの不具合が原因で、エンストや交通障害の恐れあり。
対象となるのは、2014年12月から2023年4月までに製造された計43万4520台で、オルタネーターとボンネットモールディングに不具合が見つかりました。
オルタネーターに使用されているクラッチ付きプーリは、振動に対する耐久性が不足しているため、特定のエンジン回転数で内部のクラッチが摩耗し破損する可能性があります。
この状態が続くと、異音や充電警告灯の点灯が発生し、最悪の場合には走行中にエンストする危険性があります。
また、ボンネットモールディングについては、取り付け構造が不適切で、繰り返しの応力により亀裂や緩みが生じることがあります。
このまま使用を続けると、モールディングが脱落し、他の交通に影響を及ぼす恐れがあります。
トヨタは、対象車両の所有者にダイレクトメールで通知し、オルタネーターの不具合については全車両のオルタネーターのプーリ形状を確認し、該当する場合には対策品と交換する予定です。
ボンネットモールディングについては、補強板を追加し、必要に応じてモールディング全体を対策品に交換します。
これまでにオルタネーターに関する不具合が124件、ボンネットモールディングに関する不具合が11件報告されていますが、リコールに関連する事故は報告されていません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d776f31f09dd6a64cf0ac0801c2181692014de71
トヨタのアルファードとヴェルファイアに関する大規模リコールについて、ネット上ではさまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントが、リコールの遅れに対する不満を表明しており、特に過去のリコール対応の遅さが再度問題視されていました。
ユーザーは、トヨタが以前にもリコールやサービスキャンペーンを適時行わなかったことから、信頼性が低下していると感じているようです。
また、リコールの原因となったオルタネーターの部品メーカーに対して、トヨタがリコール費用を全額負担させる方針に関しても不安の声が上がっていました。
部品メーカーが経済的に厳しくなることを懸念するコメントもあり、トヨタが支援に入る可能性についても言及されていました。
さらに、最近のリコールが続いていることから、買い替え促進キャンペーンの一環ではないかとの疑念も生じていました。
全体として、ユーザーはトヨタの品質管理に疑問を持ち、今後の対応に注目している様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
オルタネーターを出荷した部品メーカーにリコール費用全額を負担させます。
今まで言われていたのにリコールが遅い。
直近で、別件のリコールでて、立て続けに出てますが、買い替え促進キャンペーンですかね?
オルターネーターとか基幹部品やん。
トヨタはダメだ。