米アップルがiOS 18.3をリリースし、iPhoneでスペースXの衛星通信「スターリンク」が利用可能になった。これにより、電波が届かない場所でもテキストメッセージが送信できる機能が追加された。
この機能は、アップルが秘密裏にスペースXとTモバイルとの協力を進めていた結果として実現したもので、ブルームバーグのマーク・ガーマンはこの連携が「サプライズだった」と伝えた。
これまでTモバイルは、サムスンの端末向けに緊急メッセージを送信するためのスターリンクのオプションを提供していたが、アップルは別の衛星通信ネットワークであるGlobalstarを用いて「緊急SOS」機能を提供していた。
投資家のマリオ・ナウファルは、このアップデートを「ゲームチェンジャー」と評価し、スターリンクの特徴として「スマートフォンを空に向ける必要がない」点を挙げた。
イーロン・マスクは、スターリンクのダイレクト・トゥ・フォン機能により、中解像度の画像や音楽、ポッドキャストが利用できることを説明し、次世代のコンステレーションでは動画にも対応する予定だと述べた。
現在、Tモバイルは少数のiPhoneユーザーに対し、衛星を介したテキストメッセージの送信が可能になったことを通知しており、iOS 18.3へのアップデートを促している。
ガーマンによると、このベータプログラムでは新たなトグルスイッチが追加され、衛星通信機能を管理できるようになる。
現時点ではテキストメッセージの送信のみが可能だが、将来的にはデータ通信や音声通話の拡張も計画されている。
このサービスは、Tモバイルの通信網に接続したiPhoneが電波の圏外に出ると、スペースXの衛星に自動的に接続する仕組みになっており、現在のところ米国内のiPhone 14以降のモデルのみが対象となっている。
2月にはベータテストの参加者を増やす予定である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d4ad818abb39c354635f74801f9068c9a68c36fb
コメントの内容は、iPhoneでスターリンク衛星通信が利用可能になることに対して、期待や懸念が交錯していました。
特に、遭難者の救助に役立つ可能性が指摘され、登山や外洋航海などでの利用が期待されていました。
また、技術の普及が進むことで、より多くの人々が恩恵を受けることができるのではないかという意見もありました。
さらに、他社の技術との比較も行われ、HUAWEIがすでに携帯端末と衛星との直接通信を実現していることが言及され、アップルに対して技術を盗まないようにとの懸念も示されていました。
利用条件についても疑問があり、記事のタイトルだけでは、iPhoneを持っている全ての人がスターリンクを利用できるように誤解される可能性があるとの指摘がありました。
さらに、将来的には日本の通信網でも利用できる可能性があるかもしれないとの期待も寄せられており、技術の進展に対する関心が高まっていました。
しかし、同時に監視社会の到来を懸念する声もあり、全体的に技術の進展に対する期待と懸念が入り混じったコメントが目立ちました。
ネットコメントを一部抜粋
皆が恩恵を受ける訳ではないが、この技術の普及が進めば遭難者をかなり救う事ができるのでは。
イリジウム衛星は使ってないですね。
HUAWEIは2023年にすでに、携帯端末と衛星との直接通信を実現した。
いずれかは、ドコモ網とかAU網とかでもできる可能性があるってこと?
すべての人の行動記録を監視できるようになるね。