フジテレビ問題が東京都政に影響を及ぼし、小池都知事が日枝氏の辞任を求められる事態に。都議会では契約事業の公表も要求され、今後の対応が注目される。
東京都議会の共産党都議団は、小池百合子都知事に対し、フジテレビの取締役相談役である日枝久氏が理事長を務める公益財団法人「東京都歴史文化財団」から辞任するよう求めている。
この問題は、都議会での追及の対象となる可能性が高く、都議団は日枝氏が「重大な人権侵害」に対して責任を果たしていないと指摘している。
日枝氏は13年以上にわたり同財団の理事長と東京文化会館の館長を務めているため、都議団はその職務が不適切であるとの立場を示している。
さらに、都議団はフジサンケイグループとの契約事業や広告の金額公表を求めており、小池知事にとっては難しい要求となっている。
フジテレビはスポンサー企業がCMを中止する事態に直面しており、都との関係が明らかになることを避けたいと考えている。
都とフジの関係は密接であり、共同事業がいくつか存在する。
特に、レインボーブリッジを自転車で走るイベント「レインボーライド・マルチスポーツ」や、東京お台場トリエンナーレに関する問題が浮上している。
日枝氏が関連する事業は多岐にわたり、都は約6.5億円を支出する予定の国際芸術祭も含まれているが、開催に黄信号が灯っている。
小池知事の対応次第では、来年の都議選にも影響を与える可能性があり、問題の長引きが懸念されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/91f4a7169920d517a64e4bf739d7f57583658cd2
フジテレビ問題が小池都政を揺るがす中、都議会での追及や日枝氏の辞任要求に対して、ネット上では多くの意見が寄せられました。
コメントの中では、小池都知事が数億円の税金をイベントに使うよりも、八潮市の道路陥没事故を受けてインフラにお金を回すべきだという意見がありました。
また、都とフジテレビの関係が「蜜月共同事業」として批判され、都議選に影響を与える可能性があるとの指摘もありました。
さらに、フジテレビのコンプライアンス問題や日枝氏の政官界への近さが問題視され、徹底した調査を求める声も上がっていました。
都民の財産と命を守る政策へのシフトが必要だとの意見が多く、観光振興よりも都民の安全を優先すべきとの意見が強調されました。
日枝氏については、彼が過去に行った行動が再び問題視されるなど、都民の信頼を損ねているとの見方がありました。
全体として、フジテレビ問題が都政に与える影響や、都民の意見が反映されることの重要性が語られていました。