日野自動車、2650億円の赤字予想と認証問題の進展

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日野自動車は2025年3月期の連結業績予想を2650億円の赤字に下方修正。エンジン認証問題の解決が見えてきたが、タイ市場の低迷が影響。

要約すると日野自動車は2025年3月期の連結業績予想を発表し、当期損益が2650億円の赤字になる見通しを示しました。

これは前期の170億円の黒字から大幅な赤字に転落するもので、赤字幅は昨年10月の公表から450億円拡大しています。

この赤字の主な要因はエンジン認証問題で、会社はこの問題がほぼ解決に向かっているとしています。

小木曽聡社長は、三菱ふそうトラック・バスとの経営統合について「ようやく視界が開けてきた」と語りましたが、具体的なスケジュールについては言及を避けました。

北米での認証問題に関連して、24年4月から9月期に2300億円の特別損失を計上し、25年1月には米当局との和解を受けて284億円を追加計上しました。

さらに、認証関連の為替評価替えが赤字幅の拡大に影響を与えました。

それでも、営業利益見通しは前回の公表から150億円増の450億円に上方修正されています。

これは国内の販売価格改善や円安効果を反映したものです。

しかし、25年3月期の世界販売台数計画は3000台減の12万7000台に下方修正され、特にタイ市場が前年比で3割減少していることが影響しています。

中野靖CFOは、公共投資や経済刺激策がなければ、タイ市場は回復しないとの見解を示しました。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/375848ad96efbad7a74849483eccbf32cbe93590

ネットのコメント

日野自動車が2650億円の赤字予想を発表し、認証問題の進展に関するニュースに対して多くのコメントが集まりました。

コメントの中には、企業の責任や役員の処分に関する意見が目立ちました。

特に、不正に関わった役員や正社員の懲戒解雇が行われないことに対する疑問が多く見られ、企業が内部の問題に対してどのように対処するのかが焦点となっていました。

また、大企業の正社員を守る文化が、日本企業の問題点として指摘されることもありました。

さらに、排ガス不正を行った日野自動車が市場から退場すべきだという意見もあり、企業の倫理や社会的責任についての議論が行われました。

一方で、国の規制強化が企業に影響を与えているという見解もあり、複雑な要因が絡み合っていることが示唆されていました。

このように、日野自動車の赤字予想と認証問題は、企業の責任や社会的な問題について多くの人々が考えるきっかけとなったようです。

ネットコメントを一部抜粋

  • 不正にかかわった役員や正社員の懲戒解雇はないの?
  • 大企業の正社員(だけ)守る感じは、日本企業の凄い凄い嫌な所に思います。

  • 排ガス不正を行った日野は退場させないといけないと思います。

  • 国が勝手な規制強化するからメーカーがこんな事するんやし。

  • 企業文化への疑問が示されていました。

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