坪井智也選手が日本初の世界選手権金メダリストとして、6日にA級プロテストを受験します。プロデビューは3月13日の予定で、早期の世界王座獲得を目指しています。
坪井選手は日本選手として初めて世界選手権で金メダルを獲得した実績を持ち、A級プロテストの受験は元WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太氏に続いて史上2人目となります。
坪井選手は1月27日に東京・中央区のロイヤルパークホテルで行われた会見でプロ転向を発表し、3月13日に東京・両国国技館で行われる「U-NEXT BOXING2」でスーパーフライ級の8回戦でプロデビューを予定していますが、対戦相手は未定です。
静岡・浜松市出身の坪井選手は、11歳でボクシングを始め、浜松工高を経て2014年に日本大学に進学。
関東大学リーグ戦1部で20連勝を達成するなど、輝かしいアマチュア成績を残しました。
しかし、2019年の全日本選手権フライ級決勝で敗れ、東京五輪出場のチャンスを逃しました。
2021年11月に行われた世界選手権では、岡澤セオン選手と共に金メダルを獲得し、全日本選手権は5度制覇しています。
昨年のパリ五輪世界最終予選を体調不良で棄権し、アマチュアボクシングから引退を発表しましたが、昨年10月にWBA世界バンタム級王者となった堤聖也選手のスパーリングパートナーを務め、その後も帝拳ジムでの練習を続けています。
会見では、同じ1995年度生まれの選手たちの活躍を見てプロに進む決意を固め、早期に世界王者になることを目指すと語りました。
興行は動画配信サービスのU-NEXTで独占生配信される予定です。
坪井選手のアマチュア戦績は131戦106勝(10RSC)25敗です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f1f43d7ee7f6d948e30c1e338e2d254c3500579d
坪井智也選手がA級プロテストを受験するというニュースに対して、ネット上では多くのコメントが寄せられました。
多くの人々が彼の実力に期待を寄せており、A級で日本ランカークラスでもあっさり勝つだろうとの声がありました。
また、彼の今後の試合スケジュールについても言及され、2戦目で地域タイトル、3戦目で世界前哨戦、4戦目で世界挑戦という具体的な展望が示されていました。
これは、京口選手の過去の実績を踏まえたものであり、期待が高まっていることが伺えます。
一方で、28歳という年齢や長丁場の試合への適応について懸念するコメントも見られ、KOが少ないプロの世界での彼のパフォーマンスに対する不安が表現されていました。
さらに、井上尚弥選手の影響を受けて、他のスポーツからボクシングに転向する選手が増えているとの意見もあり、ボクシング界全体への関心が高まっていることが感じられました。
中には、合格前提で試合を決めているように見えるとの指摘もあり、期待と同時に不安を抱く声も存在しました。
全体として、坪井選手の今後に対する期待と懸念が交錯するコメントが多く寄せられました。