「東京・春・音楽祭」の第21回が2025年に開催決定。世界的指揮者ヤノフスキとムーティが出演し、充実したオペララインナップも期待される。
この音楽祭は、毎春東京で開催される大規模な音楽イベントであり、特に注目されるのは世界的指揮者のマレク・ヤノフスキとリッカルド・ムーティの出演だ。
ヤノフスキは86歳を迎えるが、恒例の「ワーグナー・シリーズ」で《パルジファル》を演奏する予定で、これは2021年にコロナ禍で中止となった公演のリベンジでもある。
彼は演奏会形式でのオペラ指揮を貫いており、ワーグナーの音楽の魅力を最大限に引き出すことが期待されている。
また、ベートーヴェンの《ミサ・ソレムニス》も復活し、こちらもコロナ禍で中止されたプログラムの一環だ。
ムーティは83歳ながらもエネルギッシュで、レスピーギの《ローマの松》をメインにしたオール・イタリア・プログラムを演奏する予定だ。
オペラのラインナップも年々充実しており、来春はプッチーニの《蝶々夫人》やヨハン・シュトラウス2世の《こうもり》も上演される。
特に《蝶々夫人》の指揮にはボローニャ歌劇場の音楽監督であるオクサーナ・リーニフが予定されており、注目のソプラノ、ラナ・コスが主役を務める。
音楽祭は、東京の音楽シーンの活性化に寄与し、国内外のアーティストが集結する貴重な機会となる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3bde349aac0ccda92e82e0b99437dfdcff65c725