台湾の頼清徳総統は、労働部の男性職員が自殺した問題に関して、20日に自身のフェイスブックを通じて謝罪を表明しました。この男性職員は、4日に新北市内の庁舎で亡くなっているのが発見され、労働部の調査によると、自殺の主な原因は業務過多であるとされています。さらに、SNSで指摘されていた職場内のいじめ、特に謝宜容分署長によるものについても、労働部は「管理の仕方や感情コントロールに不適切な点があった」と認めつつも、自殺の直接的な原因ではないとの見解を示しています。頼総統は、政府には職場文化の改善を率先して行う責任があるとし、全ての職員が重要な人材であることを強調しました。職場いじめの調査や労働時間の見直し、職員への配慮を強化する方針を打ち出しました。謝分署長は、19日に異動と降格処分が発表されましたが、20日の審査会で免職処分が決定され、蔡孟良署長の降格や直属の上司への懲戒処分も行われました。謝分署長は、職員やその家族に対して厳粛な謝意を表し、自身の不適切な行動が職員にストレスを与えたことを謝罪しました。この問題は、台湾の労働環境の改善を求める声を高める契機となっています。
映画監督の北野武が、神奈川・横浜市で開催された大型XRエンターテインメント施設「IMMERSIVE JOURNEY」の開館発表会に参加し、考古学者の吉村作治氏との親交について語った。北野は、吉村氏が同世代であることを強調し、特に年末に放送されたテレ東の特番「たけしの新・世界七不思議大百科」での共演を振り返りながら、彼に対する深い尊敬の念を表明した。北野は、吉村氏とのエピソードを披露し、エジプト旅行の際に旅行会社のスタッフから「変なものを売りつける日本人がいるから無視してね」と警告された経験を語った。その警告の相手が実は吉村氏だったという驚きの事実に、報道陣は笑いを誘われた。北野はそのエピソードを通じて、吉村氏のユニークなキャラクターを再確認し、彼との親交がいかに特別なものであるかを伝えた。この発表会は、北野と吉村氏の関係性を深め、エンターテインメントと考古学の交差点における新たな展望を示す場となった。
厚生労働省は、高額療養費制度に関する負担上限額の引き上げを検討している。これは、医療費が高額になった患者の自己負担を抑えるための制度で、患者の年齢や年収に応じて設定された上限を超えた分が返金される仕組みである。特に70歳未満の患者については、年収に応じて3万5400円から25万円程度の5つの区分が設けられている。厚労省は21日に行われた専門家による審議会で、この上限額の引き上げ案を提示した。負担上限を引き上げることで、現役世代の保険料負担を軽減する狙いがある。審議会では、受診控えを防ぐために低所得者への配慮が必要との意見も出されており、厚労省は年収による区分の細分化も検討している。具体的な引き上げ幅や方針については、年内に発表される見込みである。これにより、医療費負担の軽減が期待されるが、同時に医療の受診をためらうことがないような対策も重要視されている。
メルカリは、スキマバイトサービス「メルカリ ハロ」の求人審査体制を強化することを発表しました。これは、同社が運営するプラットフォームにおいて、近年増加している「闇バイト」と呼ばれる不適切な求人を防ぐための取り組みです。具体的には、新規求人の掲載前審査、既存求人の内容更新時の再審査、そして専門スタッフとシステムを組み合わせた24時間365日の不正検知体制を導入しています。さらに、年内にはAIを活用した迅速なリスク検知システムを構築する計画も明らかにしました。このような強化策は、スキマバイトの人気上昇に伴い、SNS上で「闇バイトらしき求人」が出回っているという懸念に応えるものです。メルカリは、過去の経験を基に、特に「メルペイ」や「メルカリShops」で培った加盟店審査のノウハウを活用し、厳格な基準に基づいて求人内容を確認する姿勢を示しています。今後も、万が一不適切な求人が発見された場合には、関係当局や警察と連携し、捜査に協力する方針を明言しています。スキマバイトは、タイミーやパーソルのシェアフルといった他のアプリサービスと並び、面接や履歴書不要で手軽に働ける点が魅力となっており、利用者数を増加させていますが、メルカリはその安全性を確保するために、より厳格な審査体制を整える必要性を感じています。
CORSAIRは、同社初のノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスゲーミングヘッドセット「VIRTUOSO MAX WIRELESS」を発表しました。この製品は、11月22日より「トレテク!ソフトバンクセレクション」やYahoo!ショッピング、楽天市場などで発売される予定で、予約受付は11月21日から開始しています。価格はオープンで、実売価格は税込44,980円が予想されています。カラーはカーボンとシルバーの2色展開です。特筆すべきは、Dolby Atmosに対応しており、立体的な音声体験を提供する点です。50mm径のグラフェンドライバーを搭載しており、クリアで正確なサウンドを実現。さらに、Sonarworks SoundIDテクノロジーを採用し、ユーザーはPCやMacで低音と高音を調整して自分好みのサウンドを作り出すことができます。ノイズキャンセリング機能はフィードフォワードとフィードバックを組み合わせたハイブリッド方式を採用しており、周囲の音を効果的に抑え、没入感を高めています。接続は2.4GHzワイヤレスとBluetoothに対応し、NVIDIAのGeForce RTXグラフィックカードを利用することで、両方の接続を同時に使用することも可能です。Bluetoothはバージョン5.3をサポートし、さまざまなプロファイルに対応しています。その他の機能としては、RGBライティングやコントロールのカスタマイズが可能なインテリジェントコントロールシステム「iCUE」への対応や、形状記憶フォームクッションを使用したイヤーパッドによる快適性の確保があります。さらに、着脱可能な指向性マイクも装備されており、クリアな音声通話が可能です。連続再生時間は、2.4GHz接続時で最大60時間、Bluetooth接続時で最大130時間と長時間の使用が可能で、質量は約417gです。付属品にはUSB Type-Aワイヤレスレシーバーや専用キャリングケースが含まれています。
名古屋市内の大学で、市販薬の過剰摂取、いわゆる「オーバードーズ」を経験した22歳の女性が、自身の苦悩と後悔について語る講演が行われました。彼女は17歳の頃、家族内のトラブルから逃れるためにオーバードーズを繰り返すようになり、初めは風邪薬を少量飲むことから始まりましたが、次第にその量はエスカレートし、最終的には逮捕される事態に至りました。彼女は薬を使用することで現実逃避ができ、成績や家庭の問題から目を背けることができると感じていたと語ります。しかし、オーバードーズは若者の間で多幸感を得る手段として広まり、社会問題化しています。彼女は「死ぬのが怖くて、死にたくないからオーバードーズをしている」と述べ、逮捕されたことが更生へのきっかけとなったと振り返ります。彼女は、依存症の人に対して「やめろ」と否定するのではなく、理解し合うことが大切であると強調しました。この講演は、愛知県の千種警察署と椙山女学園大学が共同で制作した啓発動画をきっかけに実施され、学生たちにはオーバードーズの実態を知ってもらうことを目的としています。参加した学生たちは、講演を通じてオーバードーズの深刻さを理解し、自分自身や周囲の人々とのつながりの大切さを感じたとコメントしています。特に、感情をコントロールすることや、周囲の人々に気をかけることの重要性を再認識したという声が多く聞かれました。
2024年11月20日から24日まで福岡で開催されるWTTファイナルズにおいて、女子シングルス1回戦で16歳の張本美和が韓国の左エース、チョン・ジヒを相手にゲームカウント3-1で勝利を収めました。張本は、世界ランク6位という立ち位置で、今季の国際大会を締めくくるこの舞台に立っています。試合は、第一ゲームを11-9で制したものの、第二ゲームでは7-11で落とし、一時は流れを掴むことができない場面もありました。しかし、張本はその後のゲームで立て直し、11-6、11-9と連続で勝利を収め、準々決勝への進出を決めました。彼女にとって、2024年はパリ五輪での銀メダル獲得やアジア選手権での団体金メダルなど、多くの成功を収めた年であり、今回の勝利はその勢いをさらに加速させるものとなりました。卓球界の未来を担う若手選手として、張本美和の活躍から目が離せません。
モデルでタレントの梨花(51)が、21日に自身のインスタグラムを更新し、夫との“ほぼ顔出し”ショットを公開しました。この投稿は、夫の誕生日を祝うためのデートを報告するもので、梨花は「息子の次の日とあって何かとおざなり?!になっていたパパの誕生日。この日は朝カフェして韓国スパへ行きました」と述べています。現在、息子は13歳になり、梨花は「息子が大きくなるにつれ、喧嘩も圧倒的に減りカフェデートが増えてきた」と夫婦関係の変化を語りました。また、夫が最近少し太ったように感じることについても言及し、「少し前の2枚載せとこ笑」とおちゃめに夫の写真をアップしました。投稿には、サングラスをかけた夫婦のカフェデートの様子が収められた2ショットがあり、貴重なプライベートをファンと共有しています。この投稿に対してファンからは「旦那様、初めて拝見しました!素敵な方ですね」「優しそうな旦那さん」「イケメン」「お似合いすぎます!」「旦那様ショット珍しいですねぇ…」など、さまざまな反応が寄せられています。梨花の投稿は、彼女のファンにとって新しい一面を知る貴重な機会となり、夫との関係性や家族の様子が温かく伝わってきます。
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、人気レーシングゲーム「グランツーリスモ7」に対する2024年11月のアップデートを発表しました。このアップデートは、2024年11月21日15時(日本時間)から配信され、新たに5台の車両が追加されます。新規収録車種には、スズキの「ジムニー シエラ JC '18」、フォードの「エスコート RS Cosworth '92」、メルセデス・ベンツの「W 196 R '55」、ポルシェの「911 Turbo S (992) '20」、および「ミッション X '23」が含まれています。また、12月8日と9日には「グランツーリスモ ワールドシリーズ」記念のワールドファイナルイベントが開催され、これに合わせたスペシャルイベントとして、記念レースも配信されます。このイベントでは、メーカー対抗戦「マニュファクチャラーズカップ」と国別対抗戦「ネイションズカップ」の決勝レースが模した内容が用意され、合計1億Cr.の賞金が設定されています。さらに、レース中のリアルさを向上させるため、PS5 Pro機能に対応し、レイトレーシングも導入されます。カフェには新しいエクストラメニューが追加され、GTオートには新規ホイールブランド「Rotiform」が収録されます。ワールドサーキットには新たなレースイベントも追加され、次世代AIエージェント「グランツーリスモ・ソフィー」は新しいコースに対応します。スケープスの特集には「コロラド」が追加され、より多彩なプレイ体験が提供されることになります。