中上貴晶選手、タイGPで13位完走も課題が残る

中上貴晶選手がタイGPで13位完走、ウエットコンディションでグリップに苦しむ。

要約すると2024年シーズンを最後にMotoGPクラスにフル参戦する中上貴晶選手（イデミツ・ホンダLCR）が、第18戦タイGPで決勝13位という結果に終わりました。

中上選手はこのレースでの目標を「トップ10」と定めており、予選順位の改善が最近の課題となっていました。

しかし、プラクティスでは15番手に留まり、チームメイトのザルコ選手とは0.314秒差でQ2進出を逃しました。

レース序盤ではフロントタイヤやブレーキのフィーリングが悪く、グリップも感じられず、原因はまだ特定できていないとのこと。

スプリントレースでは18番手からスタートし、悪化した路面状況の中でレースを進めることになりました。

日曜日の決勝はウエットコンディションで行われ、全ライダーがレインタイヤを選択しました。

レース中は転倒が相次ぎ、10名のライダーがコースで苦しむ中、中上選手は13位で完走。

しかし、レース内容には満足しておらず、特にスタート直後からリアタイヤのグリップ感が不足し、タイヤの温度を上げるのに苦労したと振り返っています。

結果として、目標には届かなかったものの、貴重な経験を得たレースとなりました。

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