東京メトロが2025年4月から全駅で「みえるアナウンス」を導入。多言語表示により聴覚障がい者や外国人旅行者のニーズに応える。便利なQRコード利用が特徴。
要約すると東京メトロは、2025年4月から全駅で「みえるアナウンス」を導入することを発表しました。
この新サービスは、駅構内でのアナウンスをスマートフォン上に多言語表示できるもので、特に聴覚障がい者や訪日外国人旅行者のニーズに応えることを目的としています。
「みえるアナウンス」は、駅係員が操作するタブレットやスマートフォン向けアプリ「おもてなしガイド for Biz」を活用し、駅利用者が専用のパネル「トリガーボード」をタッチするかQRコードを読み取ることで、アナウンス内容を日本語、英語、中国語、韓国語で表示します。
アプリのダウンロードは不要で、利用者にとって非常に便利な仕組みです。
現在、2024年1月から東京メトロの7駅で試験導入が行われており、2025年4月に全駅への拡大が予定されています。
また、2025年11月に開催される「東京2025デフリンピック」に合わせて、各駅でのトリガーボードの設置数を増やし、利便性をさらに向上させる計画も進行中です。
導入されるのは東京メトロの171駅ですが、他社に委託されている駅は含まれません。
これにより、より多くの人々が利用しやすい交通環境が整備されることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e139c0e3c857a341ce14590ec9a207392fedc27d