公明党の石井代表が辞任し、後任候補に斉藤鉄夫氏と岡本三成氏が浮上。党内では経験と刷新の間で揺れ動いており、9日の党大会で新代表が決定される。
衆院選での自身の落選や議席減少の責任を取ったもので、党内では新代表候補として斉藤鉄夫国土交通相(72)と岡本三成政調会長(59)が浮上している。
新代表は9日の臨時党大会で正式決定される予定だ。
石井氏は辞任理由について、党代表が国会論戦を通じて党の考えを表明する役割を担うべきであり、国会議員がその職務を務めるべきだと述べた。
また、党会合では西田実仁幹事長(62)も辞意を示したが、石井氏が慰留した。
衆院選では公明党が公示前の32議席から8議席減らし、24議席にとどまった。
特に大阪府では「常勝関西」としての地盤が揺らぎ、4小選挙区で日本維新の会に全敗した。
比例代表でも初めて600万票を割り、596万票にとどまった。
党内では新代表の資質について「経験」と「刷新」の間で揺れ動いており、来夏の東京都議選と参院選に向けた「党の顔」としての魅力や、政局を乗り切る力量が求められている。
支持母体の創価学会関係者は、斉藤氏と岡本氏の間での綱引きが基本であるとし、斉藤氏は安定感がある一方で年齢的な問題も指摘されている。
岡本氏は世代交代の観点から推されるが、党要職の経験が浅く、党再建の手腕は未知数である。
党幹部は「経験が大事だ」という意見と「世代交代が必要だ」という意見の間で悩んでいる状況だ。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8991246a0ee0d09c5576e753dd8a0326b630eee9
公明党の新代表選びに関するコメントでは、党の過去の成果や組織の高齢化、若者へのアプローチ不足が指摘されていました。
「福祉の公明」としての地位を築いた過去がある一方で、現代の日本ではその福祉政策が現役世代に負担を強いているとの意見がありました。
特に、若者層の支持率が低下していることが懸念され、これまでの同じ政策を続けるだけでは厳しいとの見解が示されました。
また、石井啓一氏の落選が予想外だったとする声や、次の代表候補として岡本三成氏に期待する意見もありました。
岡本氏の経歴や実務経験が高く評価されていることが分かります。
さらに、党の活動が高齢化していることや、若手の登用が必要であるとの声も多く見られました。
選挙においては、学会員の動きが重要であるとの指摘もあり、党の存在意義や政策の見直しが求められていました。
全体として、新しいリーダーシップの下での改革や、若者層へのアプローチが急務であるとの意見が多かったです。