日EUが安保協力を強化し、海洋安全保障の合意文書を締結予定。ロシアや北朝鮮の脅威に対処するための連携が強調される。
要約すると2023年10月1日、中谷元防衛相は欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表と防衛省で会談し、日EU間の安保協力の強化を確認しました。
この会談では、両者が安保環境が互いに不可分であることを認識し、特にEUによるインド太平洋地域への関与を強化する必要性が強調されました。
中谷防衛相は、ロシアによるウクライナ侵攻と北朝鮮への派兵の問題を挙げ、これが日EUの安全保障にとって深刻な懸念であると指摘しました。
ボレル氏も、安保環境が国際的に連携していることを強調し、課題に対する取り組みの意思を示しました。
さらに、日EUはこの日の午後に海洋安保協力の強化を盛り込んだ「安全保障・防衛パートナーシップ」という合意文書を締結する予定です。
この合意は、中国の海洋進出に対する懸念を共有する日本とEUの協力関係を一層強化することを目的としています。
両者の連携は、地域の安定に寄与することが期待され、国際的な安全保障の枠組みを強化する重要な一歩となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/55f1aec6595a9146a0a6abddfbacb5e051cbb5ef