三菱重工業が新たに発表した無人機は、使い捨て型と再利用型の2種類があり、現代戦における新しい戦術を提案しています。
この無人機は「戦闘支援無人機コンセプト」と「ARMDC-20X」の2種類で構成されています。
「戦闘支援無人機コンセプト」は、パイロットが座るコクピットを持たず、胴体下部にはミサイルなどの武装を搭載できるウェポンベイが装備されています。
一方、「ARMDC-20X」は巡航ミサイルのような細長いデザインで、主に低価格使い捨て型として運用されることが特徴です。
三菱重工業の担当者によれば、「ARMDC-20X」はミサイル技術を転用した機体で、観測がメインの運用手段として位置づけられています。
この無人機は大量生産を目指し、安価で提供されることが期待されています。
全長は約5mで、偵察任務を行う際には損耗を無視して運用されることから、撃墜されることで敵の状況を把握することも可能です。
現代戦においては、レーダーに見えにくいステルス性や高性能センサーを活かし、使い捨て無人機が戦局を有利に進める手段となるでしょう。
このように、三菱重工業の無人機開発は、従来の有人機とは異なる新たな戦術を提案しており、今後の防衛戦略において重要な役割を果たすことが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8ea2c6ad992360c64fbd162c3d83032beac621f7
コメントは、無人機の技術進化や戦術に関する様々な見解が寄せられました。
多くの人が、無人機の導入によって戦闘機の機動力が向上し、AIによる自動制御が運動性能を高める可能性があることを指摘していました。
また、国防においては、自国の技術開発が不可欠であり、他国からの依存を減らす必要があるとの意見も見受けられました。
特に、日本独自の技術でアメリカ製を凌駕することが重要だという意見がありました。
さらに、ウクライナでの無人機の運用に関する情報も取り上げられ、実戦レベルでの運用が進んでいることが示されました。
無人機が持つリスクについても懸念が示され、特に敵地に墜落して鹵獲される危険性が指摘されていました。
また、無人機が人間の判断を超えて無差別に攻撃する可能性についての倫理的な問題も提起され、戦争の形態が変わる中での人間の役割について考察されていました。
最後に、無人機の連携やAI技術の進化が、今後の戦争において重要な要素になるとの期待も寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
戦闘機は中に人がいない方が機動力を発揮できると聞いたことがある。
日本独自の技術で、アメリカ製のものを凌駕しないと、売ってくれなかったり、高値を吹っ掛けられたりする。
10月はじめにウクライナで墜落して鹵獲されたオホートニクには滑空爆弾が搭載されていたという。
無人機だったら敵機や敵艦に体当たりしても人的損失はゼロ。
無人機の連携はF-3開発において、英伊とのすり合わせが必要だね。