国連で日本の核廃絶決議が採択、国際的な軍縮への期待

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国連が日本の核廃絶決議を採択。核保有国に「核の不使用」と「威嚇の自制」を求め、被団協にも言及。31年連続の採択で、国際的な軍縮への期待が高まっています。

要約すると国連総会の第1委員会は、日本が提出した核兵器廃絶決議案を賛成多数で採択しました。

この決議は、ロシアウクライナ侵略や中東の緊張が高まる中、核保有国に対し「核の不使用」と「扇動的な威嚇の自制」を求める内容であり、同様の決議が31年連続で採択されたことになります。

決議案には、米国を含む51カ国が共同提案国として名を連ね、145カ国が賛成しました。

一方で、ロシア、中国、北朝鮮、イランなど6カ国が反対し、イスラエル、インド、パキスタン、フランスなど29カ国は棄権しました。

さらに、決議は今年のノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)についても言及し、彼らが「被爆の実相」を長年にわたり伝えてきたことを評価しました。

各国に対しては、軍縮・不拡散教育に取り組むよう求め、兵器用核分裂性物質の生産状況の透明性を高める措置を講じるよう要請しました。

また、北朝鮮の核・ミサイル計画の「完全で検証可能かつ不可逆的な廃棄」に向けての取り組みも再確認されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ab98cbffbc96b66ab6b270786718f270c6a7119b

ネットのコメント

国連で日本の核廃絶決議が採択されたことに関して、多くのコメントが寄せられました。

コメントの中には、核廃絶自体には賛成するものの、日本の立場や被爆者団体の思想について疑問を持つ意見が見受けられました。

特に、日本がアメリカの核の傘の下にあることを指摘し、核廃絶を叫ぶことに矛盾を感じるという声がありました。

また、国連の対応に関しては、イスラエルの核問題に対する明確な対処がなされていないことが問題視されていました。

イスラエルは核拡散防止条約(NPT)に加盟していないため、国際原子力機関(IAEA)の査察を受ける義務がなく、国連が具体的な措置を講じることが難しい状況にあると説明されました。

一方で、イランには厳しい制裁が課されていることから、国際的な対応の不均衡が指摘されました。

また、韓国の市民団体が北朝鮮に対して煽動的な行動を取ることを懸念するコメントもあり、核問題に対する国際的な緊張感が反映されていました。

全体として、核廃絶の必要性が認識される一方で、各国の立場や国際機関の対応に対する疑問が多くの人々から表明されていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 日本の”被爆者団体”が提出した「核廃絶決議」では無いでしょうか?
  • 日米安保の”米国の核の傘”による守られている「日本国政府」が核廃絶を叫ぶ事は”大いなる矛盾”であると思う。

  • 核廃絶には賛成だが、被団協の思想には違和感を感じる。

  • 煽って脅かすのをやめろ、を言い換えると『扇動的威嚇の自制』役人が考えそうな文章だね。

  • アメリカ賛成するなら、核を破棄してほしい。

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