いすゞとUDトラックスが新東名で自動運転トラックの公道実証を開始。ドライバー不足解決を目指し、2026年度以降の社会実装を計画中。
この実証は、いすゞの大型トラック「ギガ」をベースにした自動運転レベル4トラックを使用し、車両総重量25tの6×2モデルに高性能センサを搭載しています。
具体的には、GNSS(衛星測位システム)、IMU(慣性計測ユニット)、ミリ波レーダー、LiDARなどが装備され、これにより自車の位置推定や周囲の物体検知が可能となっています。
実証は、駿河湾沼津SAから浜松SA間で行われ、自動発着システムや緊急時の制動機能、先読み情報支援などの複数機能の確認が行われます。
このプロジェクトは、ドライバー不足などの社会課題の解決を目指しており、2026年度以降の幹線道路における自動運転トラックの社会実装を計画しています。
過去には、経済産業省と国土交通省によるトラック隊列走行の実証が行われ、無人の後続車による隊列走行技術が実現しました。
現在は、高速道路周辺の物流施設やSA/PA間の無人走行を目指し、必要なインフラ支援や車両機能の検証が進められています。
2025年度には、発車から本線合流、駐車までの実走行に近い形での検証が予定されています。
さらに、経済産業省が主導する自動運転サービス支援道の設定に基づく実証実験も実施される予定です。
このプロジェクトは、いすゞ、UDトラックス、豊田通商、先進モビリティ、日本工営、みずほリサーチ&テクノロジーズが協力し、各社が役割分担を行っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/64fa198dd9ab45fddd7b6a5c2d73b32e882971ec
コメントでは、自動運転トラックの実証実験に対する多様な意見が寄せられました。
まず、事故が減らない現状を踏まえ、高速道路における自動運転の導入が事故を減少させる可能性があるとの期待が示されました。
特に、大型トラックによる事故の頻発を考えると、自動運転技術が貢献することが期待されていました。
また、ドライバー不足が深刻化する中で、物流を維持するためには自動運転が有効であるとの意見もありました。
自動運転車両が追越車線を使わないことで、交通の流れが改善される可能性があると考えられていました。
しかし、一方で自動運転技術に対する懸念も多く寄せられました。
特に、周囲の交通状況や不確実性が増す中で、自動運転車両が逆走車と遭遇する可能性や、運転効率が逆に低下するのではないかとの意見がありました。
また、自動運転の責任所在についての不安も強く、万が一の事態に対する管理が不十分ではないかとの指摘もありました。
物流の重要な役割を担う公道での実験に対しては、無理をせず慎重に進めるべきだとの意見もあり、全体として自動運転に対する期待と不安が交錯していました。
ネットコメントを一部抜粋
大型トラックによる事故が減らない現状を考えると、せめて高速は自動運転にしたほうが事故が減る可能性がある。
自動運転など、無理無理、周りが迷惑で走り難くなり返って輸送効率が落ちる。
万が一の際に責任の所在は何処(誰)になるのか、そういった管理が気になります。
物流の大動脈で無理な公道実験は止めた方がいいに1票!
このままイスズをベースにしない事を祈る。