中国の「星動紀元」が約64億円の資金調達を完了。汎用人型ロボット「STAR 1」にAIモデルを搭載し、自律的な学習と環境理解を実現。テスト映像では複雑な地形を走行する様子が公開された。
これは同社にとって3回目の資金調達であり、清流資本や元璟資本、アリババなどが出資を行った。
調達した資金は、汎用人型ロボットの研究開発と商品化の加速に使用される。
星動紀元は2023年に設立され、身体性のある汎用知能体(エンボディドAI)の研究開発に注力している。
特に、ロボット用AIモデルの開発が進んでおり、これによりロボットが環境を理解し、自ら探索し学習する能力を持つことが可能となっている。
このAIモデルは、視覚、聴覚、触覚などの感覚情報を融合し、マルチモーダル情報の処理能力を高めている。
さらに、E2E(エンド・ツー・エンド)アーキテクチャを採用することで、複雑なプログラミングや人の介入を必要とせず、リアルタイムでタスクに対応できるようになり、柔軟性と開発効率が向上している。
現在、このモデルは同社の第6世代人型ロボット「STAR 1」に搭載されており、最近、中国と中央アジアを結ぶ河西回廊でのテストを行った。
テスト映像では、STAR 1が山岳地帯や草原、ゴビ砂漠を迅速に走行する様子が確認でき、複雑な地形でもスムーズに移動できる能力が示された。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/03a7d5afdf341295291075c6f42c4f3221a41289
コメントでは、AI人型ロボット「STAR 1」の自律学習に関するさまざまな意見が見受けられました。
まず、多くの人がロボットがどのような目的で自律的に学ぶのかについて疑問を抱いていました。
人間や動物がエサを探すことから学習を始めるのに対し、ロボットにはどのような動機があるのかを考える人が多かったです。
また、テスラロボットのような遠隔操作ではなく、本能的に自律行動できるロボットの実現を期待する声もありました。
次に、中国の人型ロボットメーカーが急増していることに触れ、競争が激化する中で、どのメーカーが生き残るのかが注目されていました。
特に、ロボットの完成度が重要になるとの見解があり、数年以内に人型ロボットが日常的に働く姿が見られると予想している人もいました。
さらに、ロボットが人型であることに対する拘りについても意見が分かれました。
機能的な形状で設計できるロボットのメリットを強調する人もいれば、人型ロボットの役割として戦争に利用される可能性を懸念する声もありました。
中国が火星探査に向けてAIロボットを活用する計画についても言及され、今後のイノベーションに期待する意見がありました。
最後に、ロボットが日常生活にどのように組み込まれるかについても考察があり、ペットの散歩をロボットに任せることに違和感を覚える人もいました。
ネットコメントを一部抜粋
人間を含めた生物はエサを探すところから学習し出すけど、このロボットは何を目的として自律的に学ぶんだろうか。
中国では人型ロボットを作るメーカーが筍のように生えてきていますね。
かなり羨ましい感じです。
人型ロボは一般人ウケしやすいけど、ロボットはそもそも人型でなくても機能的な形に自由に設計できる。
中国も火星を目指していますね人の入植前にAIロボットを送り込んで遠隔で作業させるみたいな。
もしも人型ロボットが車を運転出来るようになったら、未来では人型ロボットが旧車を運転しているかもしれない。