次期米副大統領候補のJ・Dバンス氏は、アメリカン・ドリームの体現者として注目され、トランプ氏の支持を受けている。彼は労働者保護や不法移民問題を重視し、ラストベルトの復活を目指す姿勢を示している。
フロリダ州での支援者パーティーで、彼は「あなた方と子供たちの夢のために戦い続ける」と宣言し、アメリカの「ラストベルト」と呼ばれる工業地帯の復活に意欲を示した。
バンス氏は中西部オハイオ州の貧しい家庭に生まれ、高校卒業後は海兵隊員としてイラク戦争に従軍。
奨学金を得てオハイオ州立大学に進学し、その後名門エール大学法科大学院を卒業した。
2016年に出版した自叙伝『ヒルビリー・エレジー』はベストセラーとなり、地方の白人労働者の苦境を描いたことで多くの支持を得た。
彼は2016年当初、トランプ氏に批判的だったが、22年の中間選挙でトランプ氏の支持を受けてオハイオ州の上院議員に当選。
トランプ氏の長男ジュニア氏の後押しを受け、今年7月の共和党全国大会で副大統領候補に選ばれた。
バンス氏は選挙戦で過剰な自由貿易を批判し、労働者保護を訴え、不法移民や薬物問題、インフラの整備を優先課題として掲げた。
彼はインド系の妻ウーシャさんと法科大学院で出会い、現在3人の子供を育てている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f85b992f6e973658701c999a269d4b7ad629e058
バンス氏に関するコメントは、彼の国際的な評価が非常に高く、次期トランプ大統領の後継者として期待されていることが多く語られていました。
特に、バンス氏が大統領になった場合、アメリカの歴史の中で最も大統領にふさわしい人物になるとの意見もあり、日本との関係強化が期待される声もありました。
彼の著書「ヒルビリー・エレジー」が高く評価されている一方で、選挙中の発言については疑問視されることもありました。
特に、白人の貧困層に希望を持たせるような発言が求められており、他者の排除を煽ることが貧困解消にはつながらないとの指摘もありました。
バンス氏の過去の発言がメディアに断片的に報じられたことで、初期のイメージはあまり良くなかったものの、副大統領候補としてのTV討論会を経て、彼の理路整然とした話し方や紳士的な態度が評価され、イメージが一新されたという流れもありました。
バンス氏のインド系の妻ウシャさんについても言及され、アメリカが移民の国であることを再認識させるコメントがありました。
リベラルメディアによるネガティブキャンペーンがあったものの、バンス氏の頭の良さや論戦能力が評価され、保守的な層には魅力的に映るとの意見もありました。
ネットコメントを一部抜粋
国際的な識者のバンス氏への評価はすこぶる高い。
自分が成し遂げたように、白人の貧困層も希望を持てるような語りかけをしてほしい。
初めてバンス氏の肉声に触れた米国視聴者は彼の理路整然とした話ぶりに強く印象づけられた。
インド系の妻ウシャさんは聡明な美人ですね。
若干価値観が古い部分も見受けられるが保守的な層には魅力として映るだろう。