2024年の米大統領選でトランプ氏が勝利。激戦州での小幅な得票増加やヒスパニック、アジア系有権者の支持が影響。
開票は続いているものの、トランプ氏が勝利を収めた要因が明らかになりつつあります。
特に、トランプ氏は2020年に民主党が勝利した激戦州であるジョージア、ペンシルヴェニア、ウィスコンシンでの得票を増やし、必要な選挙人270人を確保しました。
これらの州では票差が非常に小さく、ウィスコンシンでは1ポイント未満という結果も見られました。
興味深いことに、共和党と民主党の双方が2020年に比べて得票率を大きく伸ばすことはできなかったため、トランプ氏の勝利は小幅な支持の増加が重なった結果と考えられます。
特に、トランプ氏はネヴァダ州でヒスパニックやアジア系の有権者からの支持を大幅に伸ばし、これが勝利に寄与したとされています。
出口調査によると、ヒスパニック有権者の支持率はトランプ氏が13ポイント増加し、アジア系有権者の支持も35%から57%に上昇しました。
また、都市部と農村部の投票行動には明確な隔たりがあり、トランプ氏は農村部で強い支持を受けていました。
さらに、有権者が求める「変化」がトランプ氏への支持につながったことも重要な要素です。
移民や経済問題を重視する有権者の多くがトランプ氏を支持し、逆に中絶や民主主義の状態を重視する有権者はハリス氏を支持しました。
結果として、トランプ氏は特定の人口グループや地域での小さな得票増加が積み重なり、勝利を収めたのです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3ac560ebe394098c483e11207d534c7e1f92eda0
コメントでは、トランプ氏が再び勝利した要因について、さまざまな観点から分析が行われていました。
まず、支持層の人種に関するデータが挙げられ、共和党の白人支持率が約6割、民主党の黒人支持率が9割近くである一方、ヒスパニック系やアジア系はどちらの党も約5割で、ネイティブアメリカンは6割以上が共和党を支持していることが示されました。
このことから、単純に「白人対それ以外」といった対立構造ではないことが分かりました。
また、家庭の状況が支持傾向に影響を与えていることも指摘され、結婚している人や子供がいる人は共和党を支持する傾向が高いというデータもありました。
さらに、トランプ氏の支持が根強い理由として、バイデン政権への不満が挙げられ、バイデン政権下での生活の質に対する不安がトランプ支持に繋がっているとの意見もありました。
加えて、ハリス氏の得票が前回のバイデン氏よりも低かったことや、ハリス氏が女性票を獲得できなかった理由についても言及され、彼女の資質に対する疑問が呈されました。
また、メディアに対する批判も見られ、特に日本のマスコミがトランプ氏の勝利に対してどのように報じているかについて疑念を持つコメントが多く寄せられました。
全体として、トランプ氏の勝利は多くの要因が絡み合った結果であり、支持者の意識や社会的背景が影響していることが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
英語では今回の大統領選に関係する統計情報が細かく出ており、共和党の白人支持率は約6割で、民主党の黒人支持率は9割近くと人種と支持政党がある程度相関するという結果になっている。
米国のトランプ大統領誕生に関してNHKのニュースの中でアナウンサーが「アメリカの分断が進まなければ良いが」と話していたが、世界を分断し、現在進行形で侵略戦争を仕掛けているロシア、北朝鮮、中国に対して「分断」という言葉は用いない。
トランプ大統領は使命感を持っているからね。
どこかの国の首相みたいに無責任にも一方的に辞めるようなことは、トランプ大統領はしないと思う。
簡単にいえば経済とか身近のこと、バイデン現政権への不満、ハリスじゃ何も変わらんからトランプにした、てとこでは。
ハリスは女性の人権は大事にするが、胎児が1人の人間であることを無視して人工妊娠中絶を推進する。