ヒョンデが新たに発表したSUV「イニシウム」は、2025年前半に量産予定のFCEVで、航続距離650km以上を目指しています。
要約するとヒョンデが発表したSUVタイプの燃料電池自動車(FCEV)コンセプトカー「イニシウム(INITIUM)」が、2024年10月31日に韓国・ソウルでワールドプレミアを迎えました。
この車は、ヒョンデの水素バリューチェーンブランド「HTWO」の第1号車として位置づけられ、2025年前半には量産モデルが登場する予定です。
「イニシウム」という名前はラテン語で「始まり」を意味し、水素エネルギーのパイオニアとしてのヒョンデの意気込みを表しています。
ヒョンデは1998年からFCEVの開発を進めており、最新の量販モデル「ネッソ(NEXO)」を市場に投入してきましたが、「イニシウム」はその新たな一歩となる車両です。
デザインは都市とアウトドアの両方での使用を意識しており、ルーフラックや21インチのホイールが特徴です。
また、最高出力150kWのモーターを搭載し、航続距離は650km以上を目指しています。
さらに、V2L(Vehicle-to-Load)機能に対応し、220Vの家庭用コンセントに直接接続することができるため、屋外での使用にも便利です。
「イニシウム」は、11月22日から12月1日に開催されるロサンゼルスオートショーや、11月15日から24日までの広州モーターショーでも展示される予定です。
この新しいコンセプトカーは、ヒョンデの水素エネルギーへの取り組みを象徴する重要なモデルであり、未来のモビリティに向けた期待が高まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/18d0f32bafefbb0d32f3541dc3edec6fde95f1fa