ヒョンデが2025年に登場予定の燃料電池車「イニシウム」を発表。新デザイン言語を採用し、650kmの航続距離を目指す。広い車内と先進的なナビ機能も特徴。
この車両は、ヒョンデの新しいデザイン言語「Art of Steel」を採用し、SUVらしい逞しさを強調しています。
イニシウムは、150kWのモーターを搭載し、航続距離650kmを目指しており、ラテン語で「始まり」を意味する「INITIUM」という名前が付けられています。
デザイン面では、21インチホイールやルーフラックを備え、都市とアウトドアの両方のライフスタイルに対応する堅牢で安全な印象を与えています。
イニシウムの開発は、燃料電池車の特長を活かし、航続距離、広い車内空間、利便性、安全性の3つの側面を重視しています。
航続距離の向上には、大型水素燃料タンクや転がり抵抗の低いタイヤ、エアロダイナミックホイールの採用が寄与しています。
また、最大出力150kWを達成し、優れた加速性を持つことも特徴です。
車内は広々としており、後部座席のリビングスペースや大きなリアドアによって快適な乗り心地を実現しています。
ナビ機能も充実しており、スマホレスで水素ステーションへのルート検索や稼働状態の確認が可能です。
さらに、V2L(Vehicle-to-Load)機能を搭載し、家庭用コンセントに直接接続できるため、エネルギー供給手段としての利用も期待されています。
日本への導入についてはまだ公表されていませんが、量産モデルの登場が待たれています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3f88748b52c4cc9a595fc78988d39d176714ac4b