Waymoがロサンゼルスでロボタクシーを一般提供開始。運行エリアは限られるが、利用者の急増が期待されている。
これにより、利用者はアプリのダウンロード制限がなくなり、誰でもWaymoのサービスを利用できるようになる。
ロサンゼルスの運行エリアはダウンタウンからサンタモニカまでの約207平方キロメートルに制限されており、これは市全体の面積1295平方キロメートルの2割にも満たない。
Waymoは約30万人がアプリのウェイティングリストに登録しているとし、この数は週あたりの利用者数の2倍に相当する。
サービス開始当初は約5万人に限定していたが、一般提供により利用者が急増することが期待されている。
Waymoは、サンフランシスコやアリゾナ州フェニックスでもロボタクシーサービスを展開しており、年内にはテキサス州オースティン、来年初めにはジョージア州アトランタでもサービスを開始する予定だ。
現在、Waymoは米国で唯一の商用ロボタクシーサービスを提供しているが、GMのCruiseやアマゾンのZooxなど他の企業の参入も予想されている。
アルファベットのCEO、スンダー・ピチャイはWaymoの技術力が業界の最前線にあると強調し、ロボタクシーサービスがアルファベットに新たな商機を生み出していると述べた。
Waymoは約100台の電動SUV「JAGUAR I-PACE」を運用しており、来年からはより低価格のヒョンデのEV「IONIQ 5」を導入する計画もある。
さらに、Waymoは女性やLGBTQ+コミュニティの安全を確保するため、地元団体と提携し、支援を行っている。
利用者からは自動運転テクノロジーの快適さに驚きの声が上がっており、特にシングルマザー家庭の人々にとって信頼できる移動手段となる可能性がある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9f162b32fb04911b070204a029185f7ab84093d8