日産初代「セドリックバン」が13年ぶりに復活し、展示会で注目を浴びました。新車時のナンバーを維持し、歴史的価値を持つ珍しいモデルです。
この車両は、前オーナーの遺志を受け継ぎ、新車当時のナンバー「千4」を維持したまま、13年の眠りから復活したものです。
オーナーの塚本さんは、初代オーナーが長年乗っていた後、亡くなったために車庫で眠っていたこのセドリックバンを、車庫を壊すことになった際に譲り受けたと語っています。
セドリックは、日産が初めて製造した純国産の中型乗用車として1960年にデビューし、バンはその中でも特に珍しいモデルです。
全長4690mm、全幅1690mmのサイズを持ち、6名乗車可能で大量の荷物を運ぶことができるマルチパーパスな車両です。
通常のバンはグレーのペイント仕上げが多い中、このセドリックバンはクロームメッキ仕様にカスタマイズされており、外観にも高級感が漂います。
また、シートには西陣織を部分的に使用したビニールレーザーが採用されており、バンでありながらも高級車としての側面を持っています。
このように、初代セドリックバンはただのクラシックカーではなく、歴史的な価値を持つ特別な存在であることが、展示会で再確認されました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e37be86cd3909bbfbdb35a8bd5d6447179a1de0c
日産初代セドリックバンの復活に関するコメントでは、車両の貴重性や魅力が多くの人々によって称賛されていました。
特に、ツートーンカラーのルーフが印象的で、長期間の車庫保管がその状態を保っていることが評価されていました。
また、シングルナンバーの登録が骨董品のように貴重であることも指摘され、長く愛されることを願う声がありました。
オーナーの車両は4ナンバーバンで、別の車両と共にイベントに参加することが紹介され、その特徴的な3列目シートのレイアウトが懐かしさを呼び起こしていました。
さらに、所有者の住所と車庫証明の関係についても触れられ、実際の駐車状況が考慮されるべきだという意見もありました。
最後には、貴重な車両だからこそ、個人所有ではなく日産に寄贈して管理してもらうべきだとの意見や、高速道路での走行に対する慎重な姿勢も見受けられました。
全体として、セドリックバンの復活は多くの人々にとって特別な意味を持っており、その魅力が再評価されている様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
ツートーン?と思ってよく見たらルーフの色が違うんですね。
長く車庫保管だっただけはありますね。
不要の時はフロア下に格納できる。
もうこんなレイアウトのクルマは出てこないだろう。
日産に寄贈してきちんと管理してもらいたいですね。