トレンドマイクロがインターポールのサイバー犯罪捜査を支援し、41人を逮捕。国際的な連携で安全なネット環境を目指す。
要約するとセキュリティーサービス大手のトレンドマイクロは、国際刑事警察機構(インターポール)が実施したサイバー犯罪に関する大規模捜査で、41人の逮捕に貢献したことを発表しました。
この作戦は「オペレーション・シナジアⅡ」と名付けられ、4月から8月にかけて、世界95カ国の法執行機関が連携して行われました。
トレンドマイクロは、捜査に必要な情報を提供することで、犯罪に利用されたIPアドレスやサーバー情報をサポートしました。
具体的には、関連が疑われる約3万件のIPアドレスのうち、76%に当たる2万2000件が削除され、サイバー犯罪者の活動を大幅に制限しました。
また、トレンドマイクロは、犯罪で使用されたIPアドレスの分布図や、マルウエアの配布状況を示す分布図を提供し、作戦に参加した捜査官に対しては、マルウエア分析に関する専門的なトレーニングも実施しました。
これにより、国際的なサイバー犯罪の撲滅に向けた取り組みが強化され、トレンドマイクロの技術と専門知識が大きな役割を果たしました。
今後もこのような国際的な連携が進むことで、より安全なインターネット環境の構築が期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8e1b53d56a75518a0ba94f2a3a50ecb33a976b9f