メルケル前首相の回想録が出版され、トランプ氏やプーチン氏に関する評価が明らかに。国際関係への見解が示される。
メルケル氏は、トランプ氏を「すべてを不動産業者の目で判断する人」と評し、彼の国際関係における競争主義的な考え方を批判しています。
特に、トランプ氏は国同士の関係を勝者と敗者の競争として捉えており、協力による共存繁栄を信じていないと指摘しました。
また、プーチン氏については、彼が常に相手を罰するための手段を考えている人物であり、特に07年の首脳会談で自身の苦手な犬を持参されたことを引き合いに出し、彼の戦略を警戒する必要性を強調しました。
さらに、08年のNATO首脳会議でのウクライナの加盟問題についても触れ、加盟行動計画(MAP)を与えることがプーチン氏の侵略からウクライナを守る幻想であると述べています。
メルケル氏は、ウクライナがNATOに加盟した場合でも、ドイツ連邦議会での軍派遣承認の現実性に疑問を呈しており、当時のドイツとフランスの反対も指摘しています。
彼女は、21年まで16年間ドイツの首相を務め、今回の回想録は日本を含む約30カ国で出版される予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4dea8869bed1e5e5e4c3484d63c90e3478827a9f
メルケル前首相の回想録に対するコメントは、彼女の政策や判断に対する厳しい批判が目立ちました。
特に、移民政策がもたらした治安の悪化や、エネルギー政策に関する失敗が指摘され、彼女の判断がヨーロッパ全体に与えた影響について懸念が表明されていました。
多くのコメントが、彼女の過去の決断が現在の問題にどう結びついているのかを考察しており、特にウクライナ問題やロシアとの関係についての言及がありました。
さらに、メルケル氏が自己弁護に終始しているとの意見もあり、彼女の政治的信念や行動が再評価されるべきだとの声がありました。
コメントの中には、メルケル氏の治世中の政策が今ではほとんど変更されていることや、彼女の判断がドイツ経済に与えた影響についても触れられていました。
また、彼女のリーダーシップに対する期待や失望が交錯し、政治的な多様性や意見の重要性についても言及される場面がありました。
このように、メルケル氏の回想録は、彼女の過去の行動を振り返るきっかけとなり、多くの人々がその影響を再評価する機会となったようです。
ネットコメントを一部抜粋
メルケルの誤った判断で今やヨーロッパは不法移民であふれ、その犯罪で多くの女性たちや子供も被害を受けている。
典型的なドイツ人らしいKYで近視眼的な政策を羅列し、メルケルが治世している期間にのみ有効であった政策も今や殆どが変更ないし破棄されるに至っている。
回想録では「トランプ氏はすべての国は競争関係にあり、誰かが勝てば誰かが負けると信じている」と印象を記した。
メルケルは政治家としての信念がずれている。
メルケルって、なぜか日本のメディアは持ち上げていたけど、ロシア語しゃべれるせいか親露的でしたし、日本にはほとんど来なかったが、中国へはしょっちゅう行ってましたよね。