アマゾンジャパンが静岡県に55億円以上を投資し、ECの成長で販売事業者が増加。翌日配送も実現。
この投資には、配送拠点であるデリバリーステーションの設置や、顧客、配送パートナー、中小企業向けのプログラムの拡充、従業員の報酬など、事業運営に必要な費用が含まれています。
特に2023年には静岡県初の三島デリバリーステーションが開設され、2024年には浜松、袋井、駿河の各デリバリーステーションも新たに設置される予定です。
これにより、静岡県内の一部地域では翌日配送が可能となります。
また、アマゾンに出品する静岡県内の販売事業者は約3000社に達し、2023年には数百万点の商品が販売され、その販売個数は前年比で2ケタの増加を記録しました。
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター（GLOCOM）の調査によると、ECを始めた静岡県の企業は、開始後平均で年約1.6%の売上成長率を示しており、特に従業員100人未満の中小企業ではその成長率が大企業の2倍以上の2.3%に達しています。
さらに、ECを開始してから4年目以降には平均して3人の新規採用が行われ、これは全国平均の3倍に相当します。
ECの導入により、静岡県の企業は売上が年に約1.6%増加する一方で、月間平均労働時間は全国平均を上回る2.4時間減少しており、これが生産性の向上につながっていることが示されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3d28aaac20a3b7ae0487120fdaba0e316d1fc43a
アマゾンが静岡県に55億円を投資するというニュースに対して、ネット上ではさまざまな反応がありました。
コメントの中には、アマゾンの配送サービスに対する不満が目立つ一方で、外資系企業の日本市場への貢献を評価する意見もありました。
特に、配送の際に対面渡しを希望しているにもかかわらず、勝手に置き配されるケースが増えていることに対する苦情が多く寄せられました。
夜間の配達や雨天時の荷物の取り扱いについても問題視されており、配送業者のサービスレベルが低下しているとの指摘がありました。
また、外人の配達員によるトラブルの可能性についても不安が表明されていました。
一方で、アマゾンの投資が地域経済に貢献することを期待する声もあり、日本の企業を応援したいという気持ちが見受けられました。
このように、アマゾンの静岡県への投資に対しては、期待と不安が入り混じる複雑な反応があったことがわかります。
ネットコメントを一部抜粋
袋井DSができてから対面渡しにしているのに勝手に置き配される。
正直、どこの業者よりもレベルが低い非常識な配送で脱Amazonが加速しそう。
基本は日本の会社を応援したいが、こうして外資の会社が日本に貢献してくれるのは有難い。
配達バイトは自分の車持ち込みで黒ナンバーも所得しなければならん。
外人の配達員が多いので、置き配指定していないのに置き配した。