トランプ次期大統領就任で暗号資産市場が活況。ソラナの現物ETF登場が期待されるが、SECの対応には課題が残る。
要約するとドナルド・トランプの次期大統領就任が決まったことで、暗号資産市場は活況を呈している。
特にビットコインの価格高騰は、ブラックロックなどの金融大手が立ち上げた現物ビットコインETFの取引高の急増によるものである。
これに加え、米証券取引委員会(SEC)が暗号資産に対する態度を軟化させていることが新たに報じられた。
SECはビットコインに続いてイーサリアムの現物ETFを承認し、さらにソラナ(SOL)の現物ETFの立ち上げに向けた話し合いが進行中である。
これは、SECが各申請企業との協議を開始したことによるもので、来年のソラナETFの登場が期待されている。
暗号資産を扱う投資会社のVanEck、Bitwise、21Shares、Canary CapitalなどがソラナETFの申請を行っており、暗号資産市場全体の時価総額は約3兆5000億ドルに達している。
ソラナやリップル(XRP)、カルダノ(ADA)の価格は、最近の1週間で2桁の上昇を見せ、ビットコインを上回る上昇率を記録している。
しかし、専門家はソラナや他の暗号資産の現物ETFが実現するまでにはまだ課題が残っていると警告している。
SECがこれらの申請を迅速に認めるかどうかは不明であり、特にSECのゲンスラー委員長が来年1月に退任することから、トランプの新たな指名が暗号資産に対して友好的な影響を及ぼす可能性があると期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c38abe72f1ac952a010bfb7c9fe227b36bf03e48