JPYC社がプリペイド型ステーブルコインの名称を「JPYC Prepaid」に変更。資金移動業型との区別を明確化し、ロゴも変更。新たな電子決済手段の提供も計画中。
要約するとJPYC社は2023年11月27日に、現在発行しているプリペイド型ステーブルコインの名称を「JPYC」から「JPYC Prepaid」に変更することを発表しました。
この名称変更は、2023年に改正された資金決済法に基づいて、同社が計画している資金移動業型ステーブルコインとの明確な区別を図るための措置です。
JPYC社によると、2021年1月に発行を開始したプリペイド型ステーブルコインは、2023年までに累計発行額が30億円を超え、国内で流通する日本円ステーブルコインの99%以上のシェアを占めています。
名称変更に伴い、ロゴデザインも青色から金色に変更されますが、コントラクトアドレスの変更はなく、ユーザーによる特別な手続きは不要とのことです。
また、JPYC社は三菱UFJ信託銀行およびプログマ（Progmat）と提携し、信託型の「JPYC」を「プログマコイン（Progmat Coin）」基盤で発行する計画も進めています。
さらに、同社は資金移動業および電子決済手段等取扱業のライセンス取得を目指しており、新たな資金移動業型の電子決済手段は「JPY Coin」または「JPYC」という名称で提供される予定です。
これにより、JPYC社はステーブルコイン市場における競争力をさらに強化し、ユーザーに対してより透明性のあるサービスを提供することを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6f55638c7907d53d6df6e1f0964f5287a5f7deda