「Ryzen 7 9800X3D」が発売されるも品薄、IntelのCore Ultra 200Sシリーズは急落中。CPU市場は価格変動が激しい。
このCPUは、Socket AM5に対応し、8コア16スレッドを持ち、基本クロックは4.7GHz、最大クロックは5.2GHzとなっています。
また、3D V-CACHEテクノロジーを採用しており、ゲーム性能が非常に高いことが特徴です。
しかし、発売から数日経った現在、店頭での在庫は確認できておらず、需要に対して供給が追いついていない状況です。
このような品薄状態の中、価格は86,800円とされています。
一方、Intelの最新CPU「Core Ultra 200Sシリーズ」は、価格が急落しており、特に「Core Ultra 7 265K」は9,000円の大幅な値下げがあり、69,800円で販売されています。
その他のCore Ultraモデルも同様に価格が下がっており、全体的に10~11%の下落が見られます。
最上位モデルの「Core Ultra 9 285K」もリテールパッケージの在庫が増加し、バルク品は4,000円安の109,800円になっています。
さらに、Coreシリーズ第14世代も値下がりしており、「Core i9-14900K」や「Core i7-14700」もそれぞれ1,000円以上の値下げが行われています。
AMDの新製品も値下がりしており、「Ryzen 5 5600XT」や「Ryzen 5 5600T」は大幅に価格が下落していますが、最上位の「Ryzen 9 9950X」は依然として品薄です。
このように、CPU市場は価格変動が激しく、特に新製品の供給が追いついていないことが顕著です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2b921020ff940621b91c791882e065169b7db0e5
Ryzen 7 9800X3Dの発売に関するコメントでは、Intelの新しいCore Ultraシリーズに対する懸念が多く寄せられました。
特に、グラフィック性能がRyzenの同等品に比べてかなり劣っているというベンチマーク結果が報告されており、Intel側が年明けまでにその原因を調査するとしていたことが言及されました。
この問題が解決されない限り、消費者が本格的にIntel製品を購入するのは難しいのではないかとの意見がありました。
一方で、もし問題が解決し、Ryzenと同等以上の性能が確認されれば、Intelの人気が戻る可能性もあるとの期待も見られました。
さらに、Intelの13世代と14世代に致命的不具合があったことが影響しているとの指摘もあり、これがBTO市場においてAMD製品よりも安価に卸される原因となっているのではないかとの見解が示されました。
加えて、9800X3Dの発売によって旧世代の7800X3Dが値下がりするかと思いきや、実際には全く値下がりしない状況が続いており、7800の価格が割高で手が出しづらいという意見もありました。
Intelの製品が9800X3Dや7800X3Dに対抗できない状況が続く限り、AMDの天下がしばらく続くという見方が強調されました。
また、Intelの生産戦略に対する批判や、CoreシリーズのEコアについての疑問も浮かび上がりました。
ネットコメントを一部抜粋
インテルの新core ultraは、グラフィック性能がRyzenの同等品をかなり下回るベンチマークが出ていて、インテルが年明けぐらいまでに原因を調査すると言っていたはず。
何にせよ、Intel品はCPUはともかく、マザーボードまで強制買い替えなのは厳しいでしょう。
9800X3Dの発売で暴騰してる旧世代の7800X3Dが値下がりするかと思いきや、全く値下がりする気配ない。
Intelは9800x3Dどころか、前世代の7800x3Dにもゲーミング性能では太刀打ち出来ない状況なので、大幅値下げとかしないかぎり暫くはAMDの天下&品薄は続きそうですね。
不具合は解消されたといわれてもインテル13世代と14世代は避けたくなるな。