韓国での佐渡金山追悼式では、遺族が故人を偲び、政府の対応に感謝しつつ、日本の負担がなかったことに疑問を呈しました。
朴喆熙駐日大使が読んだ追悼の辞の後、参加者は酒を供え、韓国式のあいさつを交わしました。
遺族は追悼式後に観光地に変わった佐渡金山の坑道を訪れ、故人の思い出にふけりました。
特に、故キム・ジョンウォンさんの息子は、父が働いた坑道を見て、閉鎖された場所や離れた坑道の様子に複雑な心境を抱きました。
彼は、ユネスコに登録されたにも関わらず、訪れる人がいるのか疑問に思い、父の苦労が自分の人生に影響を与えたことを振り返りました。
遺族はまた、相川郷土博物館を訪れ、展示物の少なさや、強制労役を認める内容がないことに失望しました。
韓国政府の対応については、遺族たちは感謝の意を示し、日程を調整するために尽力してくれたと評価しました。
しかし、日本政府が追悼式のために招待したにもかかわらず、関連費用を負担しなかったことには疑問が残ります。
韓国政府が全額を負担したことに対しても、慣例に合わないとの指摘があり、今後の韓日関係における合意形成の難しさが浮き彫りとなりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/05aa495fba0b4783730a6c291c893076be50b15b
コメントは、韓国佐渡金山追悼式の意義と課題についての多様な意見を反映していました。
多くのコメントは、日本政府の対応や歴史的背景に焦点を当て、強制労働の認識や賠償問題に関する議論が展開されていました。
一部のコメントでは、日韓基本条約で賠償が完了しているとの見解が示され、日本政府の立場を支持する意見がありました。
また、韓国政府に対して、自国民に対して賠償が済んでいる事実を広める責任があるとの指摘もありました。
さらに、追悼式の開催に関しては、地元自治体が主催することは問題ないが、政府関係者の出席は控えるべきとの意見もありました。
これは、他の事故現場にも追悼式が必要であるとの理由からでした。
強制労働については、当時の労働者が高給を求めて自発的に働きに来たとの意見が多く、強制性がなかったという主張が強調されました。
全体として、歴史的事実に基づいた議論を求める声や、韓国側の要求に対する日本政府の毅然とした態度を支持する意見が目立ちました。
ネットコメントを一部抜粋
強制性があったなら問題だけども、日本人だってしんどい思いしてやってたわけでしょう。
日本政府の対応は立派だったと思う。
36年間苦痛を与えたというタイトルにはミスリードがあります。
佐渡金山の世界遺産登録にあたって韓国といろいろ約束があったのだろうが。
勿論当時仕事をしていただろうが、慰霊碑名簿は有っても従業員「一人一人」クローズアップする訳では無いし。